俳優高橋文哉(22)志尊淳(28)がダブル主演を務める、TBS系連続ドラマ「フェルマーの料理」(金曜午後10時)第2話が27日、放送され、平均世帯視聴率(関東地区)が5・9%だったことが30日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は3・4%だった。

同ドラマの原作は「月刊少年マガジン」(講談社)で連載中の小林有吾氏による同名漫画。数学者を志すもその道を挫折した天才数学少年・北田岳(高橋文哉)と、謎多きカリスマシェフ・朝倉海(志尊淳)が出会い、数学的思考で料理という難題に立ち向かっていく。海が経営する新進気鋭の超一流レストラン「K」で、世界中から集まった実力あるシェフたちと切磋琢磨(せっさたくま)し、誰も到達していない“料理の真理の扉”を開くべく「料理×数学」で前人未到の世界に挑む、若きプロフェショナルたちの青春ストーリーだ。

第2話では、東京にやってきた岳(高橋文哉)は海(志尊淳)のマンションに居候することになる。

レストラン「K」では新人が賄いを作り、スタッフ全員から合格点をもらわなければクビというルールがあるが、海はその期限を1週間にすると岳に告げる。

蘭菜(小芝風花)が忠告していたとおり、岳を待ち受けていたのは想像を絶する戦場のような調理場だった。あまりの回転の速さに洗い物が追いつかず、孫六(板垣李光人)の手を借りる始末。賄い作りどころではなかった。

疲れ果てて帰宅した岳に、海のマンションの掃除に来ていた寧々(宮澤エマ)がねぎらいの言葉をかける。その何げない一言をヒントに、意外な一品を作ることを思いつく…。