向井理(41)が主演、上白石萌歌(23)がヒロイン役を務めるフジテレビ系連続ドラマ「パリピ孔明」(水曜午後10時)の第8話が15日に放送され、平均世帯視聴率が3・6%(関東地区)だったことが16日、ビデオリサーチの調べで分かった。第1話から6・1%、5・3%、5・5%、4・0%、3・8%、4・5%、3・8%だった。平均個人視聴率は2・1%。第1話から3・5%、3・0%、2・9%、2・3%、1・9%、2・5、2・1%だった。

今作は、中国三国時代の天才軍師・諸葛孔明(しょかつ・こうめい/向井)が現代の渋谷に若かりし姿で転生。歌手を目指す1人のアマチュアシンガー月見英子(つきみ・えいこ/上白石)のために、魔法のような作戦を考えては、彼女の前に立ちはだかる壁を軍師のごとく切り崩し、成功に導いていくサクセスストーリー。

▽第8話あらすじ

サマーソニア出場にはもう1曲新曲が必要。ようやく体調が回復し、退院することになった月見英子(上白石)はBBラウンジでのアルバイトを休み、新曲作りに専念することになる。どんな曲を作れば良いのか分からずに悩んでいる英子に、諸葛孔明(向井)は「久しぶりに多摩川にあざらしのたまちゃんが現れたそうですよ」と伝える。そんな折、なんと世界的シンガーのマリア・ディーゼル(アヴちゃん)がBBラウンジを訪ねてくる。オーナーの小林(森山)はマリアと旧知の間柄だったのだ。再会を祝して孔明も含めて酒を飲む3人。酔ったマリアは小林に「あの頃みたいにギター弾いてよ」とリクエストする。

その頃、前園ケイジ(関口)は高級すし店でイラついていた。マリアに約束を破られたのだ。マリアがBBラウンジにいると聞いたケイジは鬼の形相になり…。一方、珍しく酔った小林は孔明に昔の話をする。かつての小林は、前オーナーの吉永(谷中敦)に雇われ、BBラウンジで働きながらギターを弾いていた。サポートバンドを転々としていた小林だが、デビュー前のマリアと運命的な出会いを果たす。マリアとバンドを組むことになった小林だが、ある事件をきっかけに、ギターから足を洗うことになった。

そして、多摩川にやってきた英子は、ラッパーの赤兎馬カンフー(ELLY)と再会。ゴミ拾いを手伝うことになった英子は、赤兎馬に悩みを吐露する。