ハロー!プロジェクトに所属するアンジュルムが24日、東京・日本武道館で単独ライブ「アンジュルム コンサートツアー2023秋 11人のアンジュルム~BEST ELEVEN~」を開催した。

6月に2代目リーダーに就任した上國料萌衣(24)は「やってきました。ツアーファイナル。全国各地を11人で回って来たんですが、今日はその集大成。卒業なしで日本武道館に立てることがうれしい。11人の気持ちをひとつに頑張っていきたい」とあいさつした。

この日は、ライブ初披露の新曲「RED LINERED LINE」など21曲でファンを魅了。今年5月に後藤花(15)とともに新メンバーとして加入した下井谷幸穂(17)は「小さい時から日本武道館に立ちたい、アイドルになりたいと思って夢を見てきたステージ。今、そこに立てていることが信じられなくて、とっても幸せです」と涙を交えながらメッセージした。

なお、先ごろ突発性難聴と診断され当面の活動休止を発表した後藤は、この日は欠席。自身のブログで「お休みを頂いて、少しでも早くみなさんのところに、大好きなアンジュルムに、ハロプロに戻れるように自分と向き合いながら頑張りたいと思っています」とコメントした。

上國料は「後藤花ちゃんはお休みになるんですけど、ここに“はなな(後藤の愛称)”を連れてきました」と、後藤のメンバーカラーであるシーブルー色のブレスレットをつけてライブに臨んだ。「はななの分まで、皆さん全力で盛り上がっていきましょうね」。橋迫鈴(18)も、後藤への思いをヘアアレンジに込めたとし、「ベストイレブンです!」。ステージは10人となったが、気持ちは11人で躍動することを誓い、熱いステージでファンを魅了していた。