米歌手テイラー・スウィフト(33)が26日、ブラジル・サンパウロで行われた公演に先立ち、先日リオデジャネイロの公演中に熱中症が原因とみられる心臓発作で亡くなったアナ・クララ・ベネビデスさんの家族と面会したことが明らかになった。

ベネビデスさんが亡くなった17日の公演は、熱波の影響で会場内は体感温度が60度に達し、体調不良を訴えるファンが続出していた。スタジアム内に外部から飲料水の持ち込みが禁止されていたことなども伝えられており、地元警察が運営会社に対して捜査を行うことを発表している。

スウィフトは、ファンの死を受けて「打ちのめされています」とインスタグラムで声明を発表し、翌日の公演を延期していた。

地元メディアによると、スウィフトはベネビデスさんの家族をサンパウロ公演に招待し、VIP席で鑑賞したと伝えている。家族は全員、亡くなったベネビデスさんの顔がプリントされたTシャツを着用し、舞台裏でスウィフトと共に撮影した記念写真をSNSに投稿している。また、ワシントン・ポスト紙は、スウィフトに近い人物の話として、訃報の数日後に自ら家族に連絡をとり、両親に寄付を申し出ていたという。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)