タレント澁谷果歩(32)が2日、自身のX(旧ツイッター)で、セクシー女優時代に出演した作品に対する販売停止申請の結果が出たことを報告した。

澁谷は今年9月に「引退して5年経ったので削除申請しようかと思ったら、いまだに総集編とかで新作が出てて800件以上あった‥」とXに投稿し、出演作の販売停止を求める動きをとっていることを明らかにしていた。今回の投稿では「5年以上前に発売された作品販売停止申請の結果が『AV人権倫理機構』様より届いたので、参考までにお伝えします!」と申請の結果を報告。まず自分以外の女優が出演する作品については、澁谷の名義のみ削除して、検索してもヒットしにくい状況を作ることになったといい、「こういった作品を消してもらうのは大変申し訳ない気持ちがあったので、有難いです」と感謝を述べた。

また、「5作品はメーカーが販売の継続を希望しており現時点では難しいが、2024年12月までに販売を終了する」との回答もあったことを明かし、「まだ売れる見込みがあるのか、もしくは元が取れてないだけかもしれませんが‥未だ求めてもらえることを純粋に嬉しく受け止めたいです」とコメント。20本以上撮ったメーカーからは「同意書を結びたい」と伝えられたそうで、「どういう内容を求められるのか、週明けに直接ご連絡し確認します」としている。

澁谷は、「ちなみに販売停止=世から消える訳でないことは当然理解しており、私も決して過去を消そうとは思っておりません。(隠さなくても大丈夫だと証明したくて、名前を変えずに活動を続けております)」と販売停止に対するスタンスを強調。セクシー女優だった頃の思い出を振り返り、「そんな自分も他者と肌を触れ合わせなくなり5年目。また現在は仕事の内容も環境も違うため、一つの区切りを付けられればと思います」と現在の心境を明かした。「『お世話になってました』と言われますが、私こそ大変お世話になりました」とファンに感謝し、「隙間産業なルックスの自分でも選んでもらえたこと、ずっと忘れません」と感慨深げにつづっている。

澁谷は、スポーツ新聞の記者を経て、14年にセクシー女優としてデビュー。18年に引退し、現在はタレントとして活動している。