音楽ユニット「ホフディラン」の小宮山雄飛(50)が8日、東京・渋谷で自らがプロデュースする「福井・超グルメフェア」の初日に立ち会った。

24年3月16日に北陸新幹線の金沢-敦賀間(137キロ)が開通することで、東京-福井間の乗車時間が最短2時間51分となり、都内から福井県が近くなることを記念して「福井観光を食で事前学習する目的で企画した」と小宮山は発案動機を語った。

渋谷区観光大使を務める小宮山は、渋谷駅前の商業施設「東急プラザ渋谷」6階の昼夜営業「酒場食堂」内の期間限定でメニュー発案のできる「もしも食堂」を今年4月29日から来年1月末まで運営。今回の“福井県盛り上げ企画”は担当期間のフィナーレとなる。

期間中は福井県内ではおなじみの越前そば、ソースカツ丼のほかに魚介ではサバ焼き、サバの「へしこ」、甘エビ、セイコガニ、小ダイのささ漬けなどがメニューとして並ぶ。

また、福井では1970年代後半から突如として現れた洋食「ボルガライス」も提供される。オムライスの上にソースカツ丼が横たわる。福井版のソースカツ丼は厚さ5ミリ前後の薄い豚ロース肉に細かい粒子のパン粉をまぶして揚げてソースを絡めたもの。メニュー開発で小宮山と一緒に福井県を探索した厨房(ちゅうぼう)担当の近藤義文さん(44=埼玉県出身)は「初めて触れる食文化。サクサクのカツにオムライスが絶妙に合う。味わっていただきたい」と胸を張った。

小宮山は隣県の富山県の大ファンで年間で何度も訪れていたが、福井県にじっくり滞在するのは初めての体験。ソウルフードのボルガライスも気に入って今回のオススメメニューという。なぜ名前がボルガ? 「分からない。諸説あるようです。イタリアなのかロシアなのか、誰も分からない。そういう福井、いいでしょ? いいものをいっぱいそろえましたよ」と選んだラインアップに自信を見せた。

8~10日は越前そばをふるまうイベントなどもある。本格的にすべてのメニューが提供されるのは16日から。福井に足を伸ばす前に小宮山の推しレシピで予習しませんか?【寺沢卓】