年内をもってタレントを引退する東山紀之(57)が26日、都内のホテルでディナーショーを開催した。

引退前のラストステージで長年磨き上げた熟練のパフォーマンスを披露。ファンと直接交流する最後の機会で感謝を伝え、別れのあいさつで締めくくった。

純白のマイクを手に、白えんび服姿の東山が客席側から登場すると、大歓声と拍手があがった。21年ぶりのディナーショー。「みんな元気? 久しぶりに今日は思いっきりやります! 最後までゆっくりと席についてお楽しみください!」と呼びかけ、「FUNKY FLUSHIN’」「ABC」「君だけに」などを次々と披露。キレのあるステップとターンでファンを魅了した。

79年5月にジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)に入り、85年に少年隊として「仮面舞踏会」でデビュー。「38年、よきときも大変なときも、常に励まし、支えてくれて本当にありがとう。皆さんの笑顔に何度救われたか…数え切れません」と感謝し、過去の映像とともに活動を振り返った。

デビュー以来事務所を代表するタレントとして活躍してきたが、創業者ジャニー喜多川氏(19年死去)の性加害問題を受け、今年9月に藤島ジュリー景子氏(57)の後任として新社長に就任し、タレント業引退を表明。今後もSMILE-UP.社にとどまり、被害者の補償業務に専念する。

ファンからは「もったいない。ご本人も90歳くらいまで続けたいと言っていたので、続けてほしかったです」と引退を惜しむ声も。また「全部の整理が終わったら、また戻ってきてほしい」と復活を願うファンもあった。会場には涙するファンも多くいたという。

ショーの中盤には「ダイヤモンド・アイズ」や「仮面舞踏会」、本編ラストには「星屑のスパンコール」を歌った。「今日まで温かい応援をありがとう! 皆さんのおかげで素晴らしい青春を作ることができました」と伝えた。「アンダルシアに憧れて」をアンコールで披露し終えた後も、止まないヒガシコールに応えて、再び登場した。「皆さんの熱い声援が…来ましたね! あまり湿っぽくならないほうが、私らしいと思いますので。私は最後の最後まで“塩対応”の男だと…」とジョークを飛ばし、笑った。

さらに「人生はまだまだ続きます。僕にとってもそうですし、皆さんにとってもそうだと思います。今後もまたよき人生になるよう、お互いに頑張っていきましょう。本当にありがとうございました」と伝えた。ラストはダブルアンコールで「君にこの歌を」を歌った。全24曲で締めくくると、「お元気で! さようなら!」と大きく手を振り、笑顔でステージから去った。

◆東山紀之(ひがしやま・のりゆき)1966年(昭41)9月30日、神奈川県生まれ。テレビ朝日系ドラマ「刑事7人」シリーズなど出演多数。10年に女優木村佳乃と結婚し、現在は2児の父。05年からTBS系「バース・デイ」ナレーター、17年10月からはテレビ朝日系情報番組「サンデーLIVE!!」メインキャスターも務めたが、SMILE-UP.社長就任に伴い降板。今月29日にはテレビ朝日系主演特別ドラマ「必殺仕事人」(午後9時)の最新作が放送される。血液型A。

◆ディナーショーのセットリスト

M1.FUNKY FLUSHIN’

M2.ABC

M3.愛の手紙

M4.The longest night

M5.キッチン!

M6.HEARTS

M7.君だけに

M8.まいったネ 今夜

M9.NORIYUKI HIGASHIYAMA History Medley(メドレー曲は次の通り)

ふたり

What’s your name?

あなたに今Good-bye

トワイライト・フィーリング

STRIPE BLUE

ダイヤモンド・アイズ

仮面舞踏会

バラードのように眠れ

EXCUSE

Oh!!

湾岸スキーヤー

情熱の一夜

Baby Baby Baby

M10.星屑のスパンコール

(アンコール)

M11.アンダルシアに憧れて

(ダブルアンコール)

M12.君にこの歌を