2月25日に開催されるDDTプロレス後楽園ホール大会でプロレスラーとしてデビューする「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」の武知海青(25)が8日、都内のAbema Towersで記者会見に臨んだ。

武知は22年、ABEMAのドラマ「覆面D」でプロレスラー役を演じたことがきっかけで、DDTプロレスからスカウトされた。その時には「光る原石を見つけたと言っていただいた。プロレスとパフォーマーの二刀流ですが、プロレスファンにも納得してもらえるように本格的に鍛えたい」と話していたが、この日の会見でも、その本気度は“ガチ”だった。

武知は「2年前のドラマで初めてプロレスに触れさせていただいて。初めて表現者としてプロレスラー役として立たせていただいた時に、なんて美しいスポーツだと感動しまして。格闘技は相手がいないと成り立たない。最大限に自分を生かして、相手を生かして魅せるというのがすごく自分に響いた。自分もこんなスポーツを真剣にやってみたいと思いながら、ありがたいことにお話をいただいて。自分の中でもそういう表現をしたいという思いから、プロレスデビューという形になりました」と話し、「不定期にはなってしまうと思いますが、2月25日のプロレスデビューだけで終わらず、続けて出場したい」と継続参戦を希望した。

武知はツアーに出ていた昨年12月まではダンスを踊る際にベストだという77キロに体重を保っていた。だが現在はプロレスを戦うためにトレーニングで筋肉と脂肪をつけながらケガをしない体づくりを行い、85キロにまで体重を増やしているという。

同席したDDTプロレスKO-D無差別王者・上野勇希は「プロレスへのリスペクトも持ってドラマにも向かってくれているので、なんて良い人なんだろうと。僕の持つKO-D無差別級のベルトにまでたどり着いてくれたらドラマチックかなと思います」と期待をかけていた。

◆武知海青(たけち・かいせい)1998年(平10)2月4日、兵庫・宝塚市生まれ。16人からなる「THE RAMPAGE」のパフォーマー。2014年に開催した「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」で候補メンバーとして選出され、同年9月開催の新木場STUDIO COASTでの武者修行ファイナルで正式メンバーに。2017年1月25日、1st SINGLE「Lightning」でメジャーデビューした。武知が得意とするダンスのジャンルはKRUMP/Jazz。2019年には健康的でたくましく、スタイルが良く、格好良さを追求する、身長別のスタイルを競う大会「SUMMER STYLE AWARD 2019 ROOKIE CHALLENGE CUP」のスタイリッシュガイ部門で総合優勝を獲得。2022年、ドラマ「覆面D」(ABEMA)にプロレスラー・ハオウ役で出演した。