講談家の六代目神田伯山(40)が26日放送のTBSラジオ「問わず語りの神田伯山」(金曜午後9時半)に出演。TBS系連続ドラマ「Eye Love You」(火曜午後10時)で主演二階堂ふみの父、本宮誠役で出演している落語家、立川志らく(60)の演技を“酷評”した。

冒頭、伯山は「志らく師匠の演技を見たところ、めちゃくちゃ大根でした!」と切り出し「でも、だんだん見ているうちに、60歳でいろんなことに挑戦している志らく師匠を見ているうちに、志らく師匠が格好良く見えてきました。今回は志らく師匠アゲアゲ回で行きたいと思います」と言って番組をスタートさせた。

続けて「俺、時間ないから志らく師匠の出ているところだけ見るという。俺、志らく師匠のファンなんじゃないかっていうぐらい」と声を弾ませた。

ストーリーについて言及した。「娘さん(二階堂ふみ)が事故に遭っちゃって。十数年前。回想のシーンで娘さんが海に落ちちゃって。それに対して、志らく師匠が娘の名前を呼ぶのよ、侑里(ゆり)~って。それが超大根なの。世界観を壊すぐらいの。大根だな、これ素人来たなっていう」と流れるように語った。

その回想シーンでは父役の志らくが海に飛び込んだという。「志らく師匠が海で一生懸命もがいている姿とか。ちょっと面白かった」。さらに「だんだん心打たれてきて、なんかカッコいいんじゃないのかなと。二階堂ふみさんって、(23年7月期TBS系連続ドラマの)『VIVANT』女優でしょ。『VIVANT』女優相手になかなかできないじゃん。くそド素人がさ。恥ずかしいもんだよ、出来としてはさ」と続けた。

「だけど、それが俺からすると、新しいことに挑戦して…(志らくが)『伯山な、俺たちは恥をかいていく商売だ』っておっしゃっていたの。まさにいい感じの恥をかいていらっしゃる感じが。60(歳)になって大御所になって恥かけないじゃん。でも最前線で自分をさらしてるっていうのが格好良く見えてきて。俺、これ見よう、志らく師匠のところだけ」と一気にまくしたてた。

伯山の番組が放送された後、志らくはX(旧ツイッター)を更新。「伯山は悪い奴だなあ。私が大根だということをラジオでバラしやがって。多くの視聴者は志らく師匠の芝居で泣かされましたって言ってくれてたのに。私の身内はオンエアを見て、演出と編集と効果音でなんとか大根がバレなくてよかったと喜んでたのに」とつづった。

さらに「私は20作以上劇団下町ダニーローズで主演をやってきたけれど全部座長芝居。役者達には『力を抜いて芝居をやれ』と指導しておきながら、本番になると誰よりも力が入った臭い芝居をしてきた。だからそれを反省して今回は笠智衆を目指して思いっきり力を抜いたんだ。そうしたら大根だとさ、本当のこと言うなよ。あんなにはしゃいで喋りやがって。聞き役の人も笑いすぎだぞ!誰だ、お前は?」と続けた。

最後に「本当に伯山は大人気ないなあ。私や爆笑の太田くんとかは大人だから笑って許すが、もし『てめえ、いい加減にしろ』と本気で怒ったらどうする? まあ、志らくはピエロです。『恥の多い生涯を送ってきました』 太宰のこの言葉が私の座右の銘です」と締めくくった。