漫画家柴田亜美氏が4日、フジテレビ系「ワイドナショー」(日曜午前10時)に出演。日本テレビ系ドラマ「セクシー田中さん」の原作者で、漫画家芦原妃名子さんが急死したことについてコメントした。
柴田氏は冒頭「まずは遺族の方皆さんに今回のことは、心からお悔やみ申し上げます」と述べた。「アニメでもこういうことはありました。私はフリーで仕事をしているので、いろんな出版社で担当さんがいらっしゃる。担当さんたちはアニメ化の仕事だけでなく、ドラマ化、映画化の仕事もしておりました。その時に、実写ドラマ化の難しさの話は聞いていました」と振り返った。
続けて「そして今回、1番悪い形で、出たなと思いました。何か疎通が取れてなかったのか。止められる段階があったんじゃないかと思いました」とし「それでただお願いしたいのが、脚本家を責めるのはやめて頂きたい。周りがとやかく言うのは今は控えましょう」と呼びかけた。
また「自分33年くらい漫画家やってる中で、1番のショッキングな出来事でした。この私がそうだとすれば、めちゃめちゃタイムラインも流れていますけど、漫画家全員が今動揺してます。しんどいと思います。特にネームをやってる人たち、ストーリーを考えてる段階の子たちはそれすら頭に入らないんじゃないかと思います。だから本当に一人一人、誰かのため、会社のため、漫画のためとか無理をせず、自分のために。今回ばっかりは良いんだと。私たちは絶対にアンケートとか売り上げとか評価に追われます。ストレスを感じないわけがない」と指摘。「今は漫画家だけじゃなくて編集さんも自分を大切にして下さい。もしどうしても書けないと思ったら、休むことを許してあげて下さい」と話し「自分を大切にすることが、いい作品作りに今は結びつく」と語った。
柴田氏は芦原さんの漫画「セクシー田中さん」を読んだといい「本当にすごいなと思ったのが、私は少年漫画家だから超人ばっかり描いてきました。強いやつらばっかり描いてきて。現代物でこれだけ一人一人のキャラクターの性格を描き分ける深い所までいっている。その表情の口のちょっとした動かし方、目の輝かせ方でも、この人本当すごい才能の人だなと思いました」。柴田氏は「間違いなく、この作品は原作者のものだと思いました。作品は原作者のもので、それは本当に間違いありません。本当にすごい作品を描かれた方なので。作品は残ります。残るから、安らかにという言葉は今まだ言えないけど、どうかゆっくりと休まれてください」と涙ながらに話した。
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