元よしもとクリエイティブ・エージェンシー専務取締役で作家の竹中功氏(65)が24日、大阪市の第七芸術劇場で行われたテレビ大阪のドキュメンタリー映画「おまえの親になったるで」の公開舞台あいさつ&トークショーに登壇した。

テレビ大阪報道局の北岸良枝監督が、犯罪者遺族でありながら元受刑者の更正支援活動「職親プロジェクト関西」代表を務めるカンサイ建装工業の草刈健太郎代表取締役社長に約11年密着。再犯防止に向けた取り組みや更生支援の現状を描く。日本維新の会の馬場伸幸代表やボクシング元世界王者の井岡弘樹氏らも鑑賞した。

竹中氏は吉本退社後、釈放を目前にした受刑者の教育に携わっていることからイベントに登壇。「理解をどう進めるか。理解者が増え、応援団が増えることが仕事につながり、住むところにつながり、納税につながる」と意義を強調。「受刑者には社会で生き抜いて、悲しむ人を2度と作らないことを約束している。このプロジェクトがもっと多くの方に理解されるよう、映画を見て宣伝してほしい」とアピールした。

そんな竹中氏は吉本時代、関係者の不祥事を受けて行われる謝罪会見を見事に仕切り、“謝罪マスター”とも呼ばれた。吉本は現在、ダウンタウン松本人志が週刊文春に性加害疑惑を報じられた際、その初動に失敗したとも批判されている。一部では、コミュニケーションをしっかり取る竹中氏であれば、このような事態に至らなかったという意見もある。

竹中氏はイベント終了後、松本の問題について聞かれ「難しいな。被害者と加害者が今、誰なのか見えていないところがある。見えれば誰が誰を支援して、誰が誰を批判するというのが見えるけど、ちょっと状況が分からないのでなんとも言えない」と話すにとどめた。