橋本環奈主演の24年度後期NHK連続テレビ小説「おむすび」の新たな出演者が5日、同局から発表され、佐野勇斗(25)菅生新樹(24)松本怜生(23)中村守里(20)みりちゃむ(21)谷藤海咲(24)岡本夏美(25)田村芽実(25)が名を連ねた。

佐野と松本以外はオーディションによる選出。佐野、菅生、松本、中村は、橋本演じる福岡育ちの「平成ギャル」米田結の高校の仲間、みりちゃむ、谷藤、岡本、田村は結の姉・歩が結成した「博多ギャル連合(ハギャレン)」メンバーのギャル役となる。。

制作統括・宇佐川隆史氏はコメントを発表。「“朝ドラ”でオーディションと言えば、主人公1人を決める『ヒロインオーディション』が有名ですが、今回は“俳優の登竜門”という伝統はそのままに『最高の若手を(人数関係なく)発掘したい!』と思い、従来にも負けない規模でオーディションを行いました。その結果、男性・女性合わせて2255件ものご応募を頂きました。本当にありがとうございました」と感謝。「有名無名は一切関係なし。5か月間かけ、“リアルガチ”で選んだキャストが、まずは6名(みりちゃむさん、谷藤海咲さん、岡本夏美さん、田村芽実さん、中村守里さん、菅生新樹さん)。そして『この役は、ぜひこの方に』とオファーさせて頂いた、佐野勇斗さん、松本怜生さんを含め、総勢8名の若手出演者がそろいました」と説明した。

宇佐川氏は「自信をもって言えるのは、一人一人が、全く違う方向の輝きと魅力に満ちているということ。主人公の橋本環奈さんと、どんな化学反応を起こすのか--“燃え尽きるほどヒート”する高校時代編、どうぞお楽しみに!」と呼びかけた。

「おむすび」は福岡育ちの「平成ギャル」の主人公・米田結が神戸、大阪に移り住み、栄養士となって現代人の問題を「食の知識とコミュ力」で解決するオリジナル作品。結の姉で、地元・福岡で“伝説のギャル”として知られた歩(あゆみ)役を仲里依紗(34)が演じるほか、結の家族として北村有起哉、麻生久美子、宮崎美子、松平健の出演が発表されている。脚本は「正直不動産」の脚本家・根本ノンジ氏。

現在は笠置シヅ子をモデルにした趣里がヒロインの「ブギウギ」が109作目として放送中。24年の前期、110作目は伊藤沙莉がヒロインの「虎に翼」に決まっている。