「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」など、日本を代表する少年漫画の第一人者として知られる、漫画家の鳥山明さん(とりやま・あきら=本名同じ)が3月1日に急性硬膜下血腫で亡くなった。68歳だった。「週刊少年ジャンプ」(集英社)の公式サイトが8日、発表した。

訃報を受けて、「ドラゴンボール」のキャラクターに扮(ふん)してネタなどを披露するお笑いタレント「DB芸人」たちもSNSで続々と追悼のコメントを発表した。

主人公孫悟空のモノマネで知られるお笑いコンビ、アイデンティティの田島直弥(39)はXで「ドラゴンボールに人生を救われた人がこの世にどれだけいるか分かりませんが、自分も間違いなく現在進行形でそうです。混乱してますが、僕たちはこれからも相変わらず鳥山明先生が生み出した作品を愛することしかできません。鳥山明先生ありがとうございました。ご冥福をお祈りします」とつづった。

ベジータとともに孫悟空たちの敵として登場する「ナッパ」のモノマネで知られるぴっかり高木(51)もXを更新し「ドラゴンボールが1番好きな漫画でドラゴンクエストが1番好きなゲームでアラレちゃんも大好きでした。僕は鳥山明先生の作品を観て青春時代を過ごしました。これからも鳥山明先生の作品を愛し続けます」とつづり、ナッパのコスプレ姿の写真を投稿した。

フリーザのモノマネで知られるお笑いコンビ「BAN BAN BAN」の山本正剛(44)もXで「鳥山明先生のニュースが飛び込みまして。。身動きが取れず。。大好きな作品を数々産み出してくれて世界中のみんなに夢を与えてくださった方。鳥山先生の作品が無ければ僕達も芸人として存在してない訳で…心情がめちゃくちゃなっておりますが…ご冥福お祈りします。先生!ありがとうございました」と記し、「芸人としても救ってくれた作品『ドラゴンボール』鳥山明先生に直接お会いして感謝伝えたかったです。。」と伝えた。

ヤムチャのモノマネ芸人として知られるバードフミヤ(39)も「小さい頃に出会ってからずっと人生ドラゴンボールでした。これからもそうです。大切なことはドラゴンボールから教わりました。ドラゴンボールが好きだと大きな声で言い続けたら、一生ものの大切な仲間もたくさんできました。感謝しかありません。安らかにお眠りください。ありがとうございました」とつづった。

【関連記事まとめ】鳥山明さん死去、各界で巻き起こる悼む声 英BBC「史上最も影響力ある漫画」