「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」など、日本を代表する少年漫画の第一人者として知られる、漫画家の鳥山明さん(とりやま・あきら=本名同じ)が、3月1日に亡くなった。68歳だった。連載していた「週刊少年ジャンプ」(集英社)の公式サイトで8日、発表された。

「週刊少年ジャンプ」の元編集者で鳥山明氏をデビューさせたことで知られる鳥嶋和彦氏が鳥山氏を悼むコメントを「電ファミニコゲーマー」の公式ホームページで以下のように発表した。

「昨年出した本、『Dr.マシリト最強漫画術』で一緒に仕事をしたのが最後の仕事でした。その中の『あのころのトリシマとトリヤマ』が2人で作った最後の漫画になりました。45年に渡りありがとうございました。鳥山さん、あなたは最高の漫画家でした」

鳥嶋氏は新人賞に応募してきたが選外となった鳥山氏に連絡を取り、デビューに導いた。「Dr.スランプ」の中には鳥嶋氏がモデルになったDr.マシリトという悪役キャラクターが登場している。

【関連記事まとめ】鳥山明さん死去、各界で巻き起こる悼む声 英BBC「史上最も影響力ある漫画」