経済学者の成田悠輔氏が10日、TBS系「サンデージャポン」(日曜午前9時54分)に生出演。「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」など、日本を代表する少年漫画の第一人者として知られる、漫画家の鳥山明さん(とりやま・あきら=本名同じ)が、1日に68歳で亡くなったことについて言及した。

「思い切り世代です。さらに鳥山さんがキャラデザインしたゲームが好きで。『クロノ・トリガー』っていうゲームは発売日に学校休んで買いに行った」と切り出した。

さらに「鳥山さんって漫画家として偉大ですけど、同時にゲームとかアニメとかアートの世界にどんどん出て行って、漫画がただの子供向けのサブカルから、文化と芸術のど真ん中になる触媒になったと改めて思った」と解説した。

鳥山さんをめぐっては、「週刊少年ジャンプ」の公式サイトを通じ「ファン、関係者の皆さまへ 突然のご報告になりますが、漫画家・鳥山明は2024年3月1日、急性硬膜下血腫により永眠しました。68歳でした。熱心に取り掛かっていた仕事もたくさんあり、まだまだ成し遂げたいこともあったはずで、残念でなりません。ただ、故人は漫画家としていくつもの作品を世に残して参りました。多くの世界中の方々に支持していただき、45年以上にわたる創作活動を続けることができました。これからも鳥山明唯一無二の作品世界が、末長く皆様に愛され続けることを切に願います。生前のご厚誼に深く感謝し、ここに謹んでお知らせいたします」と伝えた。

既に葬儀は近親者のみで執り行ったという。お別れ会に関しては未定とした。