歌手氷川きよし(46)が17日、東京ガーデンシアターでライブを行い、約1年8カ月ぶりに歌手復帰を果たした。
16日の同所公演は台風7号の影響で延期。一夜明けた快晴のもと、演歌からロックまで約3時間で32曲を披露し、休養でフル充電したエネルギーを爆発させた。25周年の幕開けを飾る見事な復活ステージだった。
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自身の性格について「心配性で思い詰めやすい」とかつて話していた氷川。復活ステージの当初こそ表情に堅さが見られたが、中盤に差しかかる頃には柔らかな自然な笑顔を見せ始めた。ファンの声援が背中を押し、いつものジョークさえ飛び出していた。
休養中に大手の所属事務所から独立。この日のバンドメンバーでの公演は初めてで、長年の親しい友人関係だった司会者もいない。1人で客席と対峙(たいじ)しなければならない不安や心配はたくさんあるはず。だが、そんなことは本人が一番分かっている。これからは今まで以上にファンと自身の絆の強さが試される。
安心と納得からか、ステージ終盤に見せた柔和な表情がすごく印象的だった。長期のリフレッシュをして「初心を忘れずに歌い続ける」と覚悟を決めた。その氷川の今後に期待したい。【松本久】



