柴咲コウが7日、都内で、主演映画「兄を持ち運べるサイズに」(中野量太監督、11月28日公開)の完成披露上映会舞台あいさつに登壇した。
絶縁状態にあった兄の突然の訃報から始まる、家族のてんてこ舞いな4日間の物語。作家・村井理子氏のエッセー「兄の終い」の映画化で、宮沢りえ主演「湯を沸かすほどの熱い愛」、二宮和也主演「浅田家!」の中野監督が5年ぶりにメガホンを取った。
柴咲は、マイペースで自分勝手な兄に振り回されてきた主人公・理子を演じる。美脚が映えるショートパンツ姿で登場し「昨年の10月頃に撮影したんです。公開に先駆けて見ていただくということで、気に入っていただけたら」と話した。
自身の出演作は普段、客観的に見られないタイプという。「なぜか今回は自分と切り離して見られた。自分の家族のことを思い浮かべながら見られたのかなと、ちょっと不思議な感覚でした」。撮影後も理由を考えていたと言い「多分、プライベートな人には見せない顔を切り取ってくれたからなのかな。内省している時の顔って自分じゃ見えないじゃないですか。それを切り取ってくれたということは、お芝居の域も超えているのかな」と分析した。
伝えられなかった大切なことはあるか、というトークでは「近ければ近いほど、愛しているはすなのに全然伝えられてない」と回答。「この映画に関わらせていただいて、自分の不器用さ、口下手なところが目につくようになったんですよ。だからといっていきなり性格変えられないし、愛してるよって言っても気持ち悪いじゃないですか。どうしていこうかなって。そういう気付きを与えてもらいました」と話した。
“ダメ兄”役はオダギリジョー、兄の元嫁・加奈子役を満島ひかりが務める。満島と中野監督、青山姫乃、味元耀大も出席した。



