元テレビ朝日アナウンサーで東京都議会議員なども務めた川松真一朗氏(44)が30日、地元東京・墨田区のひがしんアリーナで行われたDDTプロレス「WRESTLE PETER PAN 2025」1日目のタッグマッチに出場した。
出身の日大の後輩、石田有輝と組み、高尾蒼馬&瑠希也と対戦した。7月に亡くなった米国のプロレスラー、ハルク・ホーガンさんに使用許可を受けた得意技、アックスボンバーを披露するなどして沸かせ、最後は石田が瑠希也へ炎掌を見舞い、エビ固めで締めて6分32秒で勝利をおさめた。
川松氏は試合後、「(石田とは)勢いはつけていこうと話はしていました。そんなに出番はなかったですが、やりたいことは少しできたかな。相手が緊張でかたかったように思いました。自分の技で『下町ロケット』というものがあって、地元墨田区の大会で披露したかったですが今日は使うところがなかったので。次戦でぜひ披露したい」と振り返った。
大会は、自身が橋渡し役なども担い、DDTプロレスと墨田区商店街連合会がコラボレーションしたものとして開催された。同連合会とプロレス大会を行うのは3度目で、今回は初の有料大会に。地域の銭湯などと協力し、選手それぞれをイメージした入浴剤やタオルなどのオリジナルグッズ販売なども行っている。3年ほどの時間をかけて実現した企画で、川松氏は「地域を盛り上げるためにコラボすればいいなとずっと思っていました。7月に議員の任期も終わって、いろんな意味で今までできなかったことをやっていきたい。話もいただいていて、いろんなイベントのお手伝いなどもしていきたい」と意気込んだ。
また、リングであいさつも行った墨田区商店街連合会の山田昇会長も取材に応じ「商店街もイベントも人が集まらないとだめなもの。プロレスは子どもの頃から染みついているもので、なんとか商店街に結びつけられたらと思っていたところで川松さんと気持ちが通じるものがあり、ぜひ一緒にやろうとなりました」と経緯を明かした。
会場には多くの人が訪れ、席も埋まっており「私が言うのもですが、びっくりしました。こんなに人が集まるなんて。うれしいですね」とほほ笑み「これからも規模を大きくできればなと思っています」と力を込めた。
川松氏は、AKB48の海外姉妹グループで、マレーシア・クアラルンプール拠点のKLP48とDDTプロレスと東京女子プロレスが協力して11月15日に同国で行うコラボレーションイベントにも企画立案者として携わっている。マレーシアで日本のプロレスが披露されるのは初めてで「日本に元気を与え、夢や勇気を届けてきた文化であるプロレスをアジアにも広めていきたい」と意気込んでおり、「今日の大会のようなコラボレーションをアジアでも同じように展開していきたいと思っています。プロレスがみんなに元気を与えて、地域も元気にできると。今後もコラボ商品を作ってくれるお店が墨田区に増えてくれればいいなと思っていますし、今後も続けていきたい」と見据えた。【松尾幸之介】



