落語家桂文枝(82)が6日、公式ブログを更新。肺炎のため、4日に82歳で亡くなった歌手橋幸夫(はし・ゆきお)さん(本名橋幸男=はし・ゆきお)への思いをつづった。
文枝は「ずっと前から橋幸夫さんに連絡をとっていましたが、出られないので心配していました」。
同じ未(ひつじ)年の82歳。
「『羊の会をつくろうよ』と芸能人で作った会がマスコミ関係、実業家、医者、弁護士、いろんな人が増えてなかなかゆっくり話せなくなり自然消滅しました」。橋さんから「1度熱海に寄ってよ。プール付きのマンションで景色もいいし快適だよ」と誘われていたが、結局行けなかったと振り返った。
60年に「潮来笠」でデビューし、あっという間にスターへの階段を上っていった橋さんに「ずっと橋さんの後を追いかけてきました。とても柔らかい話口調で気さくで優しい方でした」。
21年に歌手活動から引退、24年に復帰を発表した際には、「突然の引退、また復帰、僕の事務所に来てくださったこともありました。実は、関西のどこか近くで公演があれば、会いにゆきたいと思っていた矢先の訃報、まだ実感がありません」と胸中を吐露した。
橋さんが主題歌を歌い、主演した映画「江梨子」の思い出を振り返り、「よく笑う人だった。『昔、映画、江梨子観ましたよ。最後に、なんかやたら画面に大きな夕陽が出てきて、あれはなんなんですか?』って聞いたら、『知らないよそんなこと』って笑っておられました。冷たい雨が降る朝に、1人で江梨子は死んでしまった。橋さんの歌の中で、好きだった歌の1つ」。
さまざまな思い出をつづりながら、文枝は「本当に突然の訃報。どうして1人で旅立たれたのですか? 合掌。話したかったなぁ。いろいろ。本当に長く活躍されましたね。ゆっくりおやすみください。お疲れさまでした」としのんだ。



