俳優武田鉄矢が24日、スペシャルキャスターを務めるフジテレビ系の情報番組「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。18日に中国で公開された中国映画「731」が、公開5日で興行収入が、今年の中国映画で5位の約257億円となったことについて、コメントした。

この映画は、旧日本軍の細菌戦部隊として旧満州(中国東北部)で捕虜らに生体実験をしたことで知られる「731部隊」(関東軍防疫給水部)を題材としている。

番組では、中国のSNSで着物で踊る日本人女性の動画に「私は日本人です 731の上映を支持します」などと中国語のコメントを入れた動画が投稿されたと紹介。この動画の女性は「まったく発信していない内容。私の動画に勝手にテロップがつけられて発信されている」と、動画を無断で悪用されたと番組に語っていた。

MC谷原章介は、「ただ単に相手の国をけなしたりおとしめたりするだけではなく、戦争という行為がどうだったのか自分たちが改めて振り返るべき、省みるべきじゃないかという内容が多いと思う。中国の映画はそうじゃない。どういう意図を持ってやっているのか」と問いかけた。

武田は、「日本でもそうなんだけども、誰かから教えられた憎しみの感情っていうのは、あんまり歴史上にいい結果を残してませんよね。日本も遠い昔、この戦争が起きる前に異国のことをけだもののような、鬼のようなってたとえたんですが、実際知り合ってみるとそうでなかった。そこから戦後の昭和が始まるんですけど。人からあおられた憎しみというのは、本当に歴史によい働きをしませんね」と語った。