漫才日本一を決める「M-1グランプリ2025」決勝が21日、テレビ朝日系で午後6時半から全国生放送された。

出場順を決める「笑神籤(えみくじ)」のプレゼンターは、東京五輪柔道金メダリストの阿部詩、パリ五輪車椅子テニス金メダリストの小田凱人、大相撲第74代横綱の豊昇龍の3人が務めた。

スタジオの別室には一昨年と昨年を連覇した令和ロマンの高比良くるま、松井ケムリもちょうネクタイ姿で登場。トップバッターの直前、司会の今田耕司から「2年連続トップバッターだった令和ロマン。裏側ではどういう様子でしたか」と問われると、くるまは「何ですかね、不思議と今、緊張してきましたね。(くじを)そろそろ引かれるんじゃないかと。変な汗出てきて」と、ともに1番手から優勝した昨年と一昨年の緊張感を振り返った。ケムリも、過去2年の笑神籤プレゼンターを阿部の兄、阿部一二三が務めたことをあげ「お兄さんに引かれているので、まだ信用してないです」と妹にツッコミを入れ笑いを誘った。くるまは「今年引いたら即、内股ですから」と阿部に柔道技での対抗を宣言したが、すかさず今田から「おまえがな!」と返された。

その後、ファーストラウンドのトップバッターを決めるくじで、阿部はヤーレンズを引いた。ヤーレンズは3年連続の決勝進出で、23年は1票差で令和ロマンに継ぐ準優勝、去年は5位だった。ヤーレンズのネタが終わると、くるまは満面の笑みで拍手し、ケムリもかみしめるような表情で拍手した。

Xでは、挑戦者らにまじって「令和ロマン」もトレンド入り。「ヤーレンズ終わった後の令和ロマン本当に楽しそうでこっちが嬉しい」「令和ロマンがルーキーからラスボスになって、今は神みたいな存在になってる」「去年おととしヤーレンズが負け続けた令和ロマンが今年は居なくて。その令和ロマンが務めたトップバッターをヤーレンズが務める構図、熱いっすねぇ」などのコメントがあった。

M-1を含めた賞レースの登場順は、会場が盛り上がりきっていない状況でのネタ披露となり、トップバッターは一般的に不利とされる。だが、23年大会に令和ロマンが大会初となるトップバッターの優勝を達成。翌24年大会もトップバッターで登場し、大会初の連覇を達成した。

決勝はヤーレンズ、真空ジェシカ、ドンデコルテ、エバース、ヨネダ2000、豪快キャプテン、めぞん、ママタルト、たくろうの9組に、敗者復活戦で優勝したカナメストーンが登場。

審査員は今年も9人。海原やすよ ともこの海原ともこ、フットボールアワー後藤輝基、ミルクボーイ駒場孝、アンタッチャブル柴田英嗣、笑い飯の哲夫、博多華丸・大吉の博多大吉、ナイツ塙宣之、かまいたち山内健司、中川家礼二(53)の9人。昨年、審査員を務めたオードリー若林正恭とNON STYLE石田明が外れ、03年王者の後藤と19年王者の駒場が新たに加わった。決勝戦のMCはコンビを組んで14回目の今田耕司と上戸彩。

大会はプロアマ問わず結成15年以内のコンビに出場資格があり、今回は過去最多1万1521組がエントリー。優勝賞金は1000万円。

【M-1】第21回大会 1万1521組の頂点はどのコンビに?/ライブ速報中