NHKは15日、仲野太賀主演の大河ドラマ「豊臣兄弟!」(日曜午後8時)の追加キャストを発表し、高嶋政伸(59)が武田信玄を演じることが決まった。トータス松本(59)が荒木村重、榎木孝明(70)が浅井久政、鶴見辰吾(61)が朝倉義景、迫田孝也(48)が石川数正役など、新たな7人が発表された。

高嶋の大河出演は、16年「真田丸」(北条氏政役)以来6度目。

◆髙嶋政伸(武田信玄)

驚きましたが、とても嬉しかったです。真心込めて演じさせて頂きます。

(大河ドラマ「秀吉」では、豊臣秀長役。今回はその秀長主人公の大河で武田信玄役で)仲野太賀さんは大好きな俳優さんなので、本当に楽しみです。また、兄者(秀吉)の竹中直人さんもご出演されておられ、当時を思い出します。当時は、常に「新鮮であること」を大切に1年間やらせて頂きました。今回も初心忘れず、とにかく「新鮮であること」を大切に演じたいです。どうぞよろしくお願い致します。

◆トータス松本(荒木村重)

僕はマンガ「へうげもの」に出てくる荒木村重が、俗っぽくて胡散(うさん)臭くて大好きでした。いろいろ調べてみても村重は賛否両論、かなり謎めいた武将です。天下一の卑怯ひきょう者といわれた村重を、僕なりに人間臭く演じてみたいと思います。

(脚本家の)八津さんとは二度目ですが、今回もクセの強い役を下さってありがたいです。現場では信長の家臣たちが健康グッズの話で盛り上がるなど、とても面白い雰囲気でした。

◆榎木孝明(浅井久政)

時代劇の中でも時代の大転換期を描く戦国時代が最も好きなので、制作発表の時から出演を熱望していました。お声掛けいただいた時は、本当に嬉しく思わずガッツポーズをとりました。

(かつて「功名が辻」で浅井長政を演じ、今回はその父役)息子役の中島歩さんにかつての自分を重ねてみて懐かしく思いました。現場では長政に家督を譲った久政の気持ちが、何の違和感もなくスーッと入って演じられました。家を大事にしつつ、息子を見守る父親の気持ちを如何(いか)に出せるか楽しんで演じさせて頂きたいと思います。

◆鶴見辰吾(朝倉義景)

朝倉義景を大河ドラマで演じることは、福井県で長年、市民参加の朗読劇やミュージカルをやってきた私にとって、とても嬉しいオファーでした。やる気にみなぎってます。

朝倉義景は、織田信長に焦点を合わせた、戦国時代の勇ましい話の中では、弱腰で優柔不断のような描かれ方をすることが多いのですが、一乗谷に文化的で先進的な生活様式を築いた人物でもあります。そういった矜持(きょうじ)を表現したいと思います。「軍師官兵衛」以来の大河ドラマ出演。今の年齢だからできる表現を発揮したいです。

◆迫田孝也(石川数正)

(16年「真田丸」で大河初出演しており)10年前と主君は違えど、またこの戦国の世に戻ってきたことを嬉しく思います。

前回の戦国の世はただひたすら、がむしゃらに駆け抜けた1年でしたが、今回はわずかながらの自己の成長によって、同じ時代を達観しながら生き…られそうもありません!絶対最後まで生き延びてやる!がむしゃらに駆け抜けてやる!戦って戦って、殿を天下に押し上げてやる!!

◆ドンペイ(宮部継潤)

初めての大河ドラマ出演(功名が辻)も戦国時代でした。あれから20年。数々の大河作品に出演しましたが自分は戦国の物語が好き! 「豊臣兄弟!」は、まさにド真ん中の作品。お話をいただいた時はとても嬉しく心よりの感謝でした。

(浅井長政を支える猛将にふんし)宮部継潤公は、元比叡山延暦寺の僧侶であったという異色の戦国武将。そして、演じる僕は比叡山高校出身なのです。凄いご縁だと感じています。豊臣時代に活躍し、その時代の皆が知る武将であったにもかかわらず、今まで歴史物の映像ではほぼ描かれていないので、あまり知られていない宮部継潤公。

ただ今回は描かれます! なので責任重大です(笑)武将であり僧侶であり人間力のある宮部継潤公を魂を込めて演じ、戦国の世を生き抜きたいと思います。

◆麿赤兒(斎藤道三)

ほんの数秒の出番だが、斎藤道三と言えば、大いに魅力的だ。喜んでオファーをお受けした。

気合は入っていたが、アッという間に本番の撮影は終了。どこかのシーンで何らかのかたちでまたよろしく。と、スタッフの皆さまと未練がましくお別れしたのだった。