黒崎煌代(23)が「見はらし世代」(団塚唯我監督)などで初の新人男優賞を受賞した。「このような、すばらしい賞をいただいて、涙が出るほどうれしかったです」と喜びをかみしめた。
「見はらし世代」は、団塚唯我監督(28)がオリジナル脚本も手がけた長編デビュー作。黒崎が演じた主人公の蓮は、幼い頃に母由美子を亡くしたことを契機に、ランドスケープデザイナーの父初とすっかり疎遠になった。成長し、再開発が進む東京・渋谷で胡蝶蘭の配送運転手として働いていたある日、配達中に初と再会。そのことを話すも、我関せずといった様子で黙々と自分の結婚の準備を進める姉恵美…そんな状態の中で、蓮は家族の距離を測り直そうとする物語。父初を遠藤憲一(64)母由美子を井川遥(49)、姉恵美を木竜麻生(31)が演じた。25年5月にフランスで開催されたカンヌ映画祭に併設して開催された監督週間に出品された。
黒崎は、司会のフリーアナウンサー笠井信輔(62)から、ともに20代で一部では似ていると言われる団塚監督と新しいアプローチができたのでは? と聞かれた。すると「ニュアンス的な会話が通じて、コミュニケーションが取れたのは若い同世代ならではのコンビネーション」と胸を張った。
笠井からは、低めの声が魅力的だと絶賛された。「ありがとうございます」と笑みを浮かべたが「高い声に憧れます」とも口にした。25年に出演した舞台「大パルコ人<5>オカタイロックオペラ『雨の傍聴席、おんなは裸足…』」で共演した阿部サダヲ(55)の声が「パーンッという声、やっぱりいいな」と吐露。それでも「憧れますが、声質は変わらないので、この声で頑張ります」と胸を張った。



