タレント長嶋一茂(60)が28日放送のカンテレ「ドっとコネクト」(土曜午前11時20分、正午=関西地区)に出演。高市早苗首相が、日米首脳会談で「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけ」といった発言について私見を述べた。

一茂は「僕はいいと思いますね。この(高市首相の)トランプ外交、全体的に僕はすごくよかったなと思います。何でもかんでも本音で、正論でしゃべっていったら、物事って進まないので。うまく高市総理は切り抜けたなっていう感じはします」と語った。

続けて、「だってやっぱり、すごく危うい立場なわけですよ。イランとも日本は親交があるし、アメリカは同盟国だし。両方を立たせなきゃいけないという中で、どうやって切り抜けて帰ってくるのかなっていうところで、自衛隊派遣の要請もなかったわけですし。トランプの顔色をうかがっていたっていうところはあると思うんだけど、うかがってなきゃしょうがないと思うし」とも。

さらに「日本はそもそも、いろんな所に依存してるわけですよね。自国だけでは成り立たない産業、食料、エネルギー全部ですから。そうすると仲良くするしかないわけですよね。日本の存続に関して言うと」と指摘した。

不安定な世界情勢もあり、「アメリカは、例えば台湾有事の時も含めて、助けてくれる可能性が一番高い国なので、そことはうまくやっていかなきゃいけないと思いますし。石油の方も、それはイラン、中東諸国ともうまくやらなきゃいけない、っていうのは、依存しているわけですから。(高市首相が)いろんな自分のお立場を考えた中で、どうやって返ってくるかっていうことを考えて『ドナルドだけ』って言ったのが…」と推し量った。

「ドナルドだけ」の発言には批判の声もあるが、「日本で『ドナルドだけ』とか『あなただけ』って言うと…日本人の風習とか文化とか性質で言うと、ちょっと『えっ』って思うような、『ちょっと歯が浮いてるんじゃないの?』みたいなの、あると思うんですけど、アメリカはそんなことないです。ビシッと言った方が刺さりますから。アメリカってそもそも、言語がイエス、ノーから始まるわけですから。だから『ドナルドだけ』って言った方が、ドナルドがその気になるので、それでいいじゃんって。これで良かった」と評価した。