TBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)は19日の放送で、京都府南丹市で発生した男児遺体遺棄事件について報じた際、MCのフリーアナウンサー膳場貴子が、SNS上で容疑者などに関する、誤った情報が拡散されていることに触れ、コメンテーターの意見をまじえ、問題提起する形で伝えた。
この事件では、13日に市内で発見された身元不明の遺体について、南丹市立園部小の安達結希(あだちゆき)さん(11)と確認され、16日未明、京都府警が父親の安達優季容疑者(37)を死体遺棄の疑いで逮捕した。安達容疑者は、先月23日から今月13日の夕方ごろまでの間に、南丹市内の山林に結希さんの遺体を遺棄した疑いがもたれており、容疑を認めている。
番組では1週間を振り返る中で16日のニュースとして同事件を取り上げ、捜査の状況などを伝えた。膳場は、「本当にショッキングな事件ですが、報道が過熱して、SNS上でデマ情報も拡散されました」と触れた。容疑者に関して、SNS上などで拡散された誤情報について京都府警は完全否定しており、こうした情報を報じた台湾のテレビ局が、謝罪する事態にもなっている。
膳場は、この日のコメンテーターの1人でジャーナリストの古田大輔氏にコメントを求め、古田氏は世界の警察では誤った情報対策として、直接的な情報発信に力を入れているとした上で、日本は記者クラブを通じた発信となっている面に違いがあると指摘。「メディア不信がこれだけ強まってしまうと、それだけではデマの打ち消しに役立たない。こういった部分では、警察が情報発信できる部分は自らウェブやソーシャルアカウントで発信することも、ニセ情報対策につながるのではないか」と述べ、膳場は「なるほど」と応じていた。



