「どうぞこのまま」のヒットで知られるシンガー・ソングライター丸山圭子が72歳の誕生日を迎えた10日、東京・渋谷区のジャズクラブ「JZ Brat SOUND OF TOKYO」でバースデーライブを開催した。

自ら歌うほかに、山口百恵や南沙織、岩崎宏美ら多くの歌手に楽曲を提供。2009年から洗足学園音大の客員教授を務め、昨年3月に定年退職。同年10月25日に3年ぶりの新アルバム「彩色兼美」を発売して、現在はライブを中心に活動をしている。

大勢のファンが詰めかける中、「今日はパーティーライブですので、しんみりと聴いていただく歌もありますけれど、私も一緒になって楽しみたい」。長男でミュージシャンのサトウレイ(46)がベース、大学時代の教え子のピアニスト・穴水佑輔(25)がピアノ&ボーカルを務める中、最新アルバム収録の「風花」「五線譜を舞う恋」「月影」、穴水とデュエットで「浅き夢見し」や代表曲「どうぞこのまま」など全12曲を熱唱した。

MCでは「サポートメンバーが“3 Generations”といってみんな若いので、内心では負けないぞという気持ちがあり、年齢を重ねた上でのいいところもあると思いますので、言葉のひと言ひと言みたいなものがしんみりと伝わるのではないかなと…。そこを大事にして、人生を重ねたところが出ればいいなと思っています。昨年、林部智史さんの曲を書かせていただいたんですけれど、そのアルバムは加藤登紀子さん、小椋佳さん、宇崎竜童さん、阿木燿子さんといった大御所ばかりが書かれていて、皆さん現役で頑張っていらっしゃるので、私も元気でいられるうちは頑張るぞという気持ちでいます。おかげさまで声のほうはまだまだ衰えていないと思いますので、これからも元気に歌い続けていきたい」と意欲満々だった。

音楽仲間のシンガー・ソングライター堀江淳がゲスト出演し、81年発売のヒット曲「メモリーグラス」を披露。俳優で歌手の原めぐみやsayaもゲスト出演してステージに花を添えた。