元NHKのフリーアナウンサー武田真一が12日、MCを務める日本テレビ系「DayDay.」(月~金曜午前9時)に出演。令和8年熊本地震の発生当日に起きた爆発事故でテナント従業員7人が死亡したイオンモール熊本(熊本県嘉島町)で、避難後の再入館を認めた事実があったと公表された件で、企業の人命尊重を再認識させた。
7月28日に起きたこの事故では、いったん地震が収まって避難した従業員が売り上げの確認のために施設に戻り、爆発事故のために死亡したりした。親会社のイオンは地震発生翌日の会見で、「再入館を認めた事実はない」と発表した。
11日になって「再入館を認めた」という事実を公表。施設の運営側から、施設に入る店舗の店長や従業員に「営業中止」と「帰宅」のアナウンスを配信したが、避難後に車の鍵、携帯電話の回収、レジの精算作業などのため再入館したいとの要望が寄せられ、一時入館を認めたという事実を確認した。マニュアルでは、避難後に私物を取りに戻ることなどに関しての具体的な対応が想定されておらず、現場に判断を委ねてしまった。イオンとしては今後、従業員が貴重品を身につけて勤務できるようルールを変えるとしている。
武田は「改めて安全がすべてに優先するんだということを心に刻むということが大事ですよね」と語った。また、最近の企業の危機管理として、「災害時にいかに事業を継続するということが求められているんですね。もちろん、それは従業員や顧客の確保を最優先にするということが大前提なんですけど、事業を継続するということを意識するあまり、その人命優先の思想が抜け落ちていないかどうか、しっかり点検していく必要があると思います」と、人命の尊重を訴えていた。



