英国のベテラン歌手ロッド・スチュワート(81)が11日、冠動脈ステント留置術を受けたことを公表し、手術からの回復に専念するため、現在行っている最後の大規模ワールドツアーの一環である北米ツアーの今後の公演を中止することを発表した。

代理人が、米USAトゥデイ紙に寄せた声明によると、術後の経過は良好で、すでに通常の日常生活に戻っているという。一方で、「医師の助言に従い、ステージ復帰をする前に今後4週間かけて体調を万全に整える必要がある。残念ながら、これにより現在のツアー日程を継続することができなくなった」とつづり、公演キャンセルの理由を説明している。

スチュワートは、9日にオハイオ州シンシナティで予定されていた公演を「予期せぬ事態」「迅速な処置を要する軽度の医療処置が必要」だと説明して開演数時間前にキャンセルしていた。

25年から最後の大規模ツアーとなる「ワン・ラスト・タイム」で世界各地をまわっており、今後は米中西部やメキシコでの公演に加えて、今月18日から29日にかけてはラスベガスのカジノホテルで長期公演も予定されていた。

「また近いうちにステージに戻り、みなさんと楽しい時間を過ごせることを楽しみにしている」と述べているが、復帰時期や振り替え公演の情報は発表されていない。

スチュワートは6月にカリフォルニア州サンディエゴで予定していた公演を「体調不良」を理由にキャンセルした数時間後に、サッカーワールドカップ北中米大会のスコットランド戦をスタジアムで観戦する姿がキャッチされ、物議を醸していた。(千歳香奈子)