なにわ男子の道枝駿佑(24)が、映画「リバイアサン」(藤井道人・新宮良平監督、27年2月11日公開)で主演を務めることが18日、分かった。ヒロインを女優の出口夏希(24)が演じ、映画「正体」やNetflix「イクサガミ」を手がけた藤井監督と、次世代VFX(視覚効果)の名手・新宮氏がタッグを組んだ。
原作は黒井白氏による同名サバイバルスリラー漫画。難破した宇宙船に取り残された38人の生徒たちが酸素残量41時間という極限状態の中、生存率1/38の生き残りゲームに挑む。同作はフランスの漫画専門出版社から発売され、日本でもウェブサイト「ジャンプ+」で連載初日に100万PV超の大ヒットを記録した注目の逆輸入作品だ。
主演の道枝は、悲惨な状況に疑心暗鬼に陥っていく一ノ瀬カズマを演じる。持ち前の好青年のイメージから一転、仲間を疑い殺し合うデスゲームを、満身創痍(そうい)の中で生き抜く姿を熱演。作品について「死と隣り合わせの空間で極限状態に追い込まれていく、とても人間味あふれる物語です」とし、「藤井監督にもたくさん導いていただき、お芝居を通して、自分では感じたことのない領域までいくことができました」と手応えを実感。今年3月公開の主演作では自身初の父親役に挑戦しており、役者としてさらに新たな引き出しを増やしたようだ。
出口は道枝と初共演。冷静で冷酷な性格、悪魔的言動で一ノ瀬(道枝)を巧みに惑わし、暗躍する役どころ。「これまで演じたことがないような役と設定」とこちらも新境地となった。「極限状態だからこそ見える本性や裏切りなどもあり、考えさせられることがたくさんありました。VFXによる編集が加わるので、撮影中はどんな映像になるのか全貌が分からずに演じていたこともあり、私も出来上がりをとても楽しみにしています!」と公開を心待ちにした。
両監督のタッグは、壮大な宇宙空間や激しいアクションといった作品の世界観を表現するため、藤井監督たっての希望で実現。VFX周りを中心に監督した新宮氏は、壮大な宇宙空間や爆発力あふれるアクションを洗練された技法で表現した。CMやMV製作を畑としており、今作が長編映画デビューとなるが「世界に通用する作品を合言葉に、2人の良さが全面的に出せた作品になっていると思います」と自信を抱く。
両者はロックバンドamazarashiの楽曲「スワイプ」のMV製作で1度タッグを組んだことがある。芝居面や物語の構築を担った藤井監督は「座長としてチームをまとめた道枝くんの覚醒した演技や、それを支えた出口さんの繊細な表現もぜひ楽しみにしていてください」と呼びかけた。



