元テレビ朝日社員の玉川徹氏は26日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。25日午前、東京・中野の商業施設「中野ブロードウェイ」にある高級時計店で、男2人が約2億円相当とみられる高級腕時計4本を奪い、逃走している窃盗事件が発生したことをめぐり、店舗側の安全対策について私見を述べた。

警視庁などによると、男2人は、店舗入り口付近のショーケースをハンマーのようなもので割り、高級腕時計を強奪したとみられている。犯行にかかった時間は10秒ほどとみられており、警視庁中野署が現場から立ち去った男2人の行方を追っている。目撃者などの証言では、男のうち1人は、電動キックボードを使って逃走したとされる。男2人の逃走後、店舗周辺ではショーケースのガラスが粉々になって落下していることが確認された。

番組では、この事件について詳報。玉川氏は「10秒で犯行ができたということは、逆に言うと、このガラスも普通のガラスだったということでしょうね」と指摘。番組MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一は「ちょっと、入っているもの(時計)に比べて、警備というか、どうなのかなあと」と応じると、玉川氏は「もちろん、犯罪者の方が100%悪い。100%そうなんだけど」と断った上で、「再犯を防ぐためにも、もうちょっと防犯レベルを上げないといけないのではないか」と訴えた。

「(ショーケースの)ガラスにも、衝撃に強いガラスがある。ガラスとガラスの間に樹脂の膜を挟んでいるようなものがあり、金づちでたたいてもひびが入ってもなかなか割れないと言うガラスは、結構使われている。そういうふうな備えもこれからは必要だと思う」とも指摘した。

一方で、盗難に遭った時計の一つが約5000万円の価格がついていたと伝えられていることに関し、「5000万円でしょ? 金で言うなら2キロ分ですよ。重さあたりなら金より、十分高い。そういうふうなものが(ショーケースの)前の方にあるというようなことも…」と言及。「もしかしたら奥の方で、さらに守られるところに置いておくとか、いろんな備えも必要なのではないか」とも主張した。

羽鳥が「強盗や窃盗は時間がかかるとあきらめる確率が高くなる」と応じると、玉川氏は「これなら、さっと入って10秒で犯行ができると(犯人側に)思われたら、被害に遭いやすくなってしまうのではないか」とも口にしながら、「(同所には)ほかのお店もあるんだろうから、同じようなことが二度とないようにしないといけないと思います」として、防犯体制のさらなる強化の必要性について持論を訴えた。