歌手さくらまや(28)が、東京・有楽町よみうりホールで公演中の音楽劇「TARKIE」の並木路子役で奮闘中だ。
日本のレビュー草創期に松竹少女歌劇団のスターとして活躍したのが“タアキイ”こと水の江瀧子(凰稀かなめ)。そのライバルだった笠置シヅ子(妃海風)や戦後の日本を「リンゴの唄」で明るく照らした並木路子ら、戦前戦後のスターたちの人生をダンスと歌で描いている。
初日は22日。開演前にさくらは「並木路子さんは私のイメージでは暗い戦後日本に現れたスター。戦後のつらい環境、そして並木さん自身の明るさと歌で人を元気にしようという志、それを表現できたらいいなと思っています」と話していた。
25日までの公演を振り返って「公演を重ねるごとにどんどんミュージカルに没入している感があります。今回、並木さんの代表曲のひとつ『りんごの唄』を歌うシーンでは、当時の情景が胸に迫ります。私の歌手人生において、思い入れの強い1曲となる予感がしています」と充実感をにじませている。「そして最後のショーでは『お祭りマンボ』を歌唱しています。これはとにかく盛り上げたい!、観劇している方と一緒に盛り上がりたい!という一心で歌っています」と明かした。
共演者は宝塚のOGばかり。これには「他の出演者の格好良さに驚いています。どこを切り取っても輝いている皆さまのダンスに注目していただければ、運動音痴の私のダンスなど目に入らないと思います」と自虐コメントも。
さくらといえば、こぶしを回した爆発的な歌声が持ち味だが今回は封印し「並木さんの世界観や雰囲気を出すために、ご本人に似せて歌うようにします」。裏声も使って並木さん独特の高音を響かせている。「既に毎日のお稽古で喉をかなり使っていますので千秋楽までケアをしながら一曲一曲丁寧に歌っていきたいと思います」。
東京公演は8月30日まで。大阪公演は9月3~6日までCOOLJAPAN PARK OSAKAで開催。



