上方落語の桂塩鯛(71)が31日、大阪市内で「米朝一門落語会シリーズ2026 桂塩鯛独演会」(10月12日、サンケイホールブリーゼ)の取材会を行った。
昨年、古希の節目を迎え、体調面で変化が見えてきた。「落語を3席やれば、誰でもしんどいと思いますが、落語会の仕事は2日続けて入れないよう、事務所にはお願いしています」と塩鯛。
昨年3月には体内の水が下腹部にたまり、17日間入院した。「まるで信楽焼のたぬきみたいでした。水を5キロ抜きました。きょうは調子が良いけれど、翌日になったらちょっと不安になる、ということもあります」と年齢と向き合いつつ体調管理に努めている。
今年の独演会では「ちりとてちん」「船弁慶」「抜け雀」を演じる予定。それぞれ枝雀師匠や南光さんにけいこをつけていただいたり、米朝師匠の得意ネタだったり。思い入れのあるものばかりです」
自身の師匠ざこばさんが亡くなって2年。「今振り返ってみても、おもろい落語家だったと再認識しています。亡くなってから教えてもらうこともありますし。ざこば師匠は76歳で亡くなりましたが、今の目標は師匠より一日でも長生きすること。それが師匠への恩返しやと思います」
塩鯛は1977年(昭52)桂ざこばさんに弟子入り。都丸(とまる)を経て、2010年(平22)に塩鯛を襲名した。



