川口春奈(31)の主演映画「ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記」(山戸結希監督、10月2日公開)お披露目試写会が7日、東京・日経ホールで行われた。席上で、川口が演じる主人公の担当医を演じた星野真里(45)は、先天性ミオパチーを患い、電動車いすで生活する娘のふうかさん(11)の治療、サポートをする医師の思いをはせることができたことが大きかったと感謝した。

「ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記」は、21歳でステージ4の大腸がんを宣告され、抗がん剤治療を中断して子供を産み、24歳で亡くなった遠藤和さんの手記が原作。闘病する和さん本人を川口、夫の将一さんを初共演の高杉真宙(30)、和の担当医・内藤静香役を、星野が演じた。

星野は役作りについて聞かれると「私自身は年に2回、病院に行くかどうかの、本当に元気な、元気な体で。娘が割と病院にお世話になることが多くて、さまざまな先生にお世話になっているんですけれども」と語り出した。内藤は和に、がんを告知する役どころで、星野は「あの病室で、あの言葉を、先生がどんな思いで私たちに伝えたのかなと今回、改めて考えることが多くて」と、演じたことで、娘の治療、サポートに携わる医師について、思いをはせることができたと明かした。

その上で「実際に理解はできないけれど、思いをはせることで、今まで自分がやってこなかった先生の立場で、私たちを見る時間を持てたことが、すごく大きいなと思っていて」と吐露。「演じるって、自分の私生活を豊かにして、お芝居で伝えるんだと思ってきたけれど、逆にいただいた役を通して、自分の人生が豊かになっていくんだということを実感させていただいた。お互いさまなんだなという関係に気付けたことが、ありがたい経験でした」と感謝した。8月29~30日にかけて日本テレビ系で放送された「24時間テレビ49」にチャリティーランナーとしてマラソンに挑戦し、80キロを走破して、まだ1週間だけに、感極まったか声をつまらせる瞬間もあった。

この日は、和の妹・櫛引遥役の松本穂香(29)と結花役の中島瑠菜(19)友人・澤夏子役の清水くるみ(32)将一の会社の先輩・木本文太役の笠原秀幸(43)遥の恋人・佐野拓海役の一ノ瀬颯(29)病を分かち合う病院での親友・飯島ひかり役の森田望智(29)父慎吾役のデビット伊東(60)母美智子役の小林聡美(61)山戸結希監督も登壇した。