NHK27年度前期連続テレビ小説「巡(まわ)るスワン」で、ヒロインを務める森田望智(30)が14日、撮影地の長野・諏訪市の諏訪湖畔で取材に応じた。森田は長野県警佐和警察署の生活安全課に勤める巡査、小松美咲役。撮影は2日から始まり、この日は幼なじみ役の古川琴音、富田望生と足湯につかって話し込む休日のシーンなどが撮影された。森田は「ずっと現場を見させてもらって、皆さんのお芝居を堪能できる。その景色がぜいたくで『何てすてきな環境にいるんだろう』と、1段階違うというか、濃い日々を送ることができています」と、朝ドラ出演経験はあるが、ヒロインは特別と感じていた。
脚本はバカリズムが担当する現代の物語となる。森田は「セリフが本当に言いやすいです。普段、私たちが口語としてしゃべっている言葉がズラッと並んでいるので本当にリアル。すごく1シーン1シーンが長くてテンポがいいので、少し心配している部分もあるんですけど、バカリズムさんのセリフは、ものすごく覚えやすいのでスッと入ってくる。自分と役がリンクしやすいセリフがたくさん書かれているので、読み物として楽しいと思いながら(台本を)読んでいます」と、セリフを覚えることに苦労するというよりも、楽しく役に入ることができている様子だ。
この日、足湯につかるシーンを撮影したが、足湯については「めっちゃ熱かったです(笑い)。冬にもう一度、入りたいなと思うぐらい熱々でしたね。『アチチチチ』っていう感じですね」と話し、報道陣を笑わせた。続けて「私の人生でも足湯って入った記憶がなかったので、こんなすてきな風景の中、足湯に入ることができて最高だなと思いました」と語った。さらに、撮影の合間に古川、富田とは「諏訪で何食べた? とか、何がおいしかった? とか」と、今後を見据えて情報交換するなど、ロケ地の環境を気に入り、日々、楽しんで撮影に臨んでいることも打ち明けた。他にも「私はちょっと虫を食べられないので、どんな気持ちで食べているのか気になります」と、地元市民の昆虫を食べる文化にも興味を示していた。
タイトルの「巡る」と書いて「まわる」と読むが、一般的には「めぐる」と読みがち。撮影を開始したばかりだけに、まだ世間には浸透していないと自覚しているのか「たまに『めぐるスワン』って聞きますけど、そのたびに『まわる、です』って修正はさせていただいています(笑い)。今日を機に『まわるスワン』と、みんなが読んでくださったらうれしいなと思います」と、終始笑顔で話していた。



