日本民間放送連盟の早河洋会長が18日、都内で定例会見を行った。
7月末に発生した熊本地震や、全国各地で相次いだ豪雨災害について振り返り、民放各社の災害行動を評価するとともに、現場で取材にあたるアナウンサーらの安全にも言及した。
熊本地震について「ビルの爆発や家屋の倒壊など、災害の状況に対して被災された方々の深刻な状態など、丁寧に取材報道しました」と振り返った。真夏の災害ということで、現地入りする際には「食料や水など、被災地の負担にならないように、各局とも自前で調達した」と説明し、被災者に配慮した取材を行ったとした。
集中豪雨災害については「特に車が安全ではなくて、命の危険をもたらし得る可能性が高まるという注意喚起を、報道機関として丁寧に伝えることができた」と評価した。
一方、災害報道にあたる現場の姿勢については「僕自身、会長として心配するくらい、現場のアナウンサーが昼夜を問わず取材報告をしている」と明かした。その上で「そこまで行かなくてもいいんじゃないかと思いますが、集中豪雨の一帯をどう伝えるか、無理せずしっかり取材して被災者に寄り添うような行動をやってほしい」と述べ、現場の安全を気遣った。
NHKが飲酒を伴う不祥事を受けてガイドライン策定を指示したことについても質問が及んだ。「なかなか難しい」との認識を示し、「仕事を終わってみんなでお酒を飲みながら話し合うって事は日常的にある。それを、ガイドライン化するっていう、フリーの時間帯を拘束するのはなんかちょっと違うような気がします」と私見を述べた。



