俳優堺雅人(52)主演で放送中のTBS系日曜劇場「VIVANT」(午後9時)第2シーズンは、3年前の第1シーズン以上の反響で、再び社会現象になっている。番組は20日から2週連続で休止も、勢いは止まらない。第1シーズンで聖地化した鳥取県に続き、第2シーズンで岐阜県が新たな「聖地巡礼先」となり多くのファンが訪れている。第2の「VIVANT」ブームに迫った。
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「VIVANT効果」は岐阜県にも波及している。第12話でテントへの裏切りが発覚した公安の新庄浩太郎(竜星涼)が、タイに潜伏したアジト内で納豆をかき込むシーンが登場する。新庄が日本食の納豆を欲したため、購入先をマークしていた乃木憂助(堺雅人)に潜伏先がバレてしまう。
この場面は23年1月に開業した岐阜県庁の新庁舎1階ホワイエ(ロビー)で撮影。地図をあしらった無国籍風の壁画をバックにした広々したスペースだった。担当者によると、ロケは今年1月に行われたという。
放送翌日から「聖地巡礼」客が殺到した。岐阜県広報の公式Xは、県知事の江崎禎英氏が実際のロケ先で納豆をこね回す動画を公開しPR。担当者は「土日は4倍の来客です」と明かした。新庄が納豆を食べた場所だったことから、当初は「持参した納豆を食べてもいいですか?」などの問い合わせがあったという。現在は食品サンプルで国内シェア6割を誇る岐阜県郡上市の「納豆」食品サンプルが置いてあり、人気のフォトスポットになっている。庁舎の玄関前には「VIVANT」のモニュメントも設置されている。
県内で撮影されたロケ地には他にも多数ある。ゴルバド共和国にある「シンシー」の施設入口や廊下として使用されたセラミックパークMINO(多治見市)、乃木が新庄を尋問したタイの倉庫として使用された明知ガイシ的場工場(恵那市)などがある。
同作の福澤克雄監督が24年10月に岐阜県恵那市で講演を行った際に古い町並みが残る岩村城下町などを絶賛。同市と縁が生まれ、ロケ地として岐阜県を愛用したとみられる。岩村城下町は実際にロケで使用され第11話で登場する。
◆VIVANT TBSの名物ドラマ枠「日曜劇場」で23年7月期に放送され、空前の大ヒット。福澤克雄監督による完全オリジナルストーリーで、3年ぶりの第2シーズンは7月26日から放送開始。主演堺雅人、阿部寛ら豪華キャストと海外ロケによる迫力ある映像が複雑に絡み合い、3年前の第1シーズン以上の社会現象となっている。裏切りが相次ぐ難解なストーリーを巡っては、推察記事が多数出るほど白熱化。第2シーズン第18話(前半戦最終回)までの全8話で世帯平均視聴率は15%以上をキープ中(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。残り6話で最終回は11月8日。



