女優井上真央(24)主演のNHK連続テレビ小説「おひさま」(28日スタート)のテーマ曲が、月~土曜日放送まで毎回45秒に短縮され、ドラマ本編を従来以上に長く放送することが8日、分かった。都内の同局で初回試写会が行われて、小松昌代プロデューサーは「少しでも長く物語をお見せするために、主題歌はなしで、短いテーマ曲にとどめるという、初めての試みです」と明かした。

 これまでの朝ドラのテーマ曲は、週初めの月曜が約1分10秒、火~土曜が45秒(場合により1分10秒)だったが、今回の短縮で、1週につき25秒、全26週に換算すると約10分50秒、従来より約1話弱分の本編が長くなる計算だ。

 小松氏は同作品について「女性の一代記という朝ドラの王道で、自信ある作品ができてきているから」と自信を示した。井上も「大げさかもしれないけれど、この作品で日本全体が明るいムードになってくれたら」と気概を示していた。