次のイベントは、皆既日食だ-。先月結婚した女優沢尻エリカ(22)とクリエーター高城剛氏(44)が1日、結婚披露パーティーを行ったハワイ島から帰国した。テンガロンハットに毛皮のコートとブーツカットのジーンズというウエスタンルックで成田空港に降り立った沢尻は、報道陣の無数のフラッシュと質問を浴びても、ポケットに手を突っ込んで、表情はむっつり。高城氏も笑顔は見せたが、ノーコメントだった。

 ただし、高城氏のTシャツに、新たなメッセージがあった。胸にプリントされた英語は「2009・7・22

 TOTAL

 SOLAR

 ECLIPSE」。日本で46年ぶりに観測される皆既日食の日付を記していた。

 皆既日食は太陽が月にすべて隠れる現象で、同日は鹿児島・奄美地方を中心に観測できる。沢尻は、昨年8月1日にアルタイ共和国の山中で皆既日食を観測中に高城氏からプロポーズされた。挙式前には「今度は7月22日に奄美で見ます」と話すほど楽しみにしている。高城氏は奄美大島で行われる「奄美皆既日食音楽祭」に出演予定で、Tシャツは同音楽祭のグッズだった。明治神宮での挙式、ハワイのコーヒー農園での結婚披露パーティーに続く、夫妻のビッグイベントとして皆既日食を選んだ意味でもあった。

 高城氏は挙式2日後にハワイへ出発するときも、オバマ大統領就任祝いの「YES

 WE

 DID(私たちはやったぞ)」とプリントされたTシャツを着ていた。Tシャツは、高城流のメッセージ発信コンテンツなのか。今月中旬から沢尻はスペイン留学に出発するが、同行する高城氏のシャツにも注目せずにいられない。

 [2009年2月2日9時26分

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