09年賞金女王のプロゴルファー横峯さくら(24)が女優デビューしたことが1日、分かった。3人組フォークユニット、ワカバの新アルバム「今、春が来た」(10日発売)に収録される「ヤンバルクイナが飛んだ」のミュージック・ビデオ(MV)に、次姉の彩花さん(27)と看護婦役で出演している。

 同曲はフジテレビ系「クイズ!ヘキサゴン2」(水曜午後7時)から生まれたユニット「サーターアンダギー」のデビュー曲で、同番組司会の島田紳助の詞に、ワカバの松井亮太が曲を付けた。そして、ワカバの新アルバムにも同曲をセルフカバー。島田の提案で制作されたMVは「リハビリを頑張る母」というテーマで、5分30秒のうち、横峯は病室で血圧計を持ったり、笑顔で患者を見送るシーンなどで約2分出演している。イントロ部分では、患者に対し「佐藤さん、大丈夫ですか」とセリフも。関係者は「初めてとは思えない演技だった」と絶賛している。

 昨年、共通の知人を介してワカバと知り合った横峯は、2人の音楽を聞いて大ファンになり、携帯電話の着うたにも登録しているという。自身のブログで新曲を大絶賛したり、1月に行われた賞金女王祝賀パーティーでも友人として招待するなど親交が深い。

 女優デビューを果たした横峯は「撮影が朝早くて大変でしたが、楽しめました。思った以上にいいビデオに仕上がっているので、ぜひ、この曲が大ヒットするように応援したいです」と話している。ワカバは「結成10周年を、紳助さんやさくらちゃんなど、たくさんの人に支えられて迎えることができた。そういう中で、新アルバムが完成できてうれしい。今後も謙虚に、そして全力で頑張っていきたい」と意気込んだ。

 [2010年3月2日7時45分

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