熊本県嘉島町にある大型商業施設「イオンモール熊本」で28日午後、爆発があった。総務省消防庁によると、2階部分が崩落し、多数の人が閉じ込められているとの情報がある。地元消防によると、けが人がいるという。イオンによると、地震発生で従業員と来店客を施設外に避難させた後、爆発が起きた。
イオンモール熊本は天井や外壁が広範囲ではがれ落ち、建物の骨組みがむき出しになったり、折れ曲がったりしていた。周辺にも広く破片が飛び散っている。
施設の近くで美容院を経営する男性(44)は「パーンという乾いた音がした。大型の車が衝突したのかと思った。直後に白い煙が出ていた」と話した。
施設北側にあるホームセンターの男性従業員は地震からしばらくして「ボン」という大きな爆発音のような音を聞き、イオンモール熊本の方角から灰色がかった煙が上がっているのを見た。
嘉島町の下田司さん(72)は崩落した時、反対側の国道にいた。「ダーンという大きい音がした後、すぐに粉じんが巻き上がって目の前が真っ白になった。息もできないくらいの勢いだった」と語った。
近くの店舗従業員は「地面を突き上げる爆発のような音だった」。店の外を見ると、イオンモール熊本が煙のようなものに包まれていたという。
施設の2階に店舗が入る眼鏡店の本社によると、中にいたスタッフは爆発前に全員が避難した。(共同)

