将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(17)が渡辺明棋聖(36)に挑む第91期棋聖戦5番勝負の第4局が16日、大阪市の関西将棋会館で指され、後手の藤井が勝ち、対戦成績を3勝1敗とし、史上最年少で初タイトルを獲得した。17歳11カ月での初タイトルの獲得は、90年に屋敷伸之九段(48)が作った18歳6カ月のタイトル獲得最年少記録を30年ぶりに更新した。


◆16年公式戦成績◆

勝利対局日勝敗相手公式戦名
12・24加藤一二三九段竜王戦6組


◆17年公式戦成績◆

勝利対局日勝敗相手公式戦名
1・26豊川孝弘七段棋王戦予選
2・9浦野真彦八段竜王戦6組
2・23浦野真彦八段NHK杯予選
2・23北浜健介八段NHK杯予選
2・23竹内雄悟四段NHK杯予選
3・1有森浩三七段王将戦予選
3・10大橋貴洸四段新人王戦
3・16所司和晴七段竜王戦6組
103・23大橋貴洸四段棋王戦予選
114・4小林裕士七段王将戦予選
124・13星野良生四段竜王戦6組
134・26平藤真吾七段棋王戦予選
145・1金井恒太六段竜王戦6組
155・4横山大樹アマ新人王戦
165・12西川和宏六段王将戦予選
17 5・14千田翔太六段NHK杯トーナメント1回戦(テレビ棋戦)
185・18竹内雄悟四段加古川青流戦
195・25近藤誠也五段竜王戦6組決勝
206・2澤田真吾六段棋王戦予選決勝
216・7都成竜馬四段上州YAMADAチャレンジ杯
226・7阪口 悟五段上州YAMADAチャレンジ杯
236・7宮本広志五段上州YAMADAチャレンジ杯
246・10梶浦宏孝四段叡王戦予選1回戦
256・10都成竜馬四段叡王戦予選2回戦
266・15瀬川晶司五段順位戦C級2組
276・17藤岡隼太アマ朝日杯オープン戦1次予選
286・21澤田真吾六段王将戦1次予選
296・26増田康宏四段竜王戦決勝トーナメント1回戦
  7・2佐々木勇気五段竜王戦決勝トーナメント2回戦
307・6中田功七段順位戦C級2組
317・11都成竜馬四段加古川青流戦
  7・21三枚堂達也四段上州YAMADAチャレンジ杯
327・24西川慶二七段棋聖戦1次予選
337・24阪口悟五段棋聖戦1次予選
347・27平藤真吾七段銀河戦予選
  8・4菅井竜也七段王将戦1次予選
358・10高見泰地五段順位戦C級2組
368・15小林健二九段王位戦予選
378・22大石直嗣六段朝日杯オープン戦1次予選
388・22竹内雄悟四段朝日杯オープン戦1次予選
  8・24豊島将之八段棋王戦挑戦者決定トーナメント2回戦
  9・2井出隼平四段加古川青流戦
399・3森内俊之九段NHK杯トーナメント2回戦(テレビ棋戦)
  9・7佐々木大地四段新人王戦準々決勝
409・14佐藤慎一五段順位戦C級2組4回戦
419・20小林健二九段王座戦1次予選
429・27竹内雄悟四段棋聖戦1次予選
4310・6宮本広志五段朝日杯オープン戦1次予選
4410・9佐々木大地四段叡王戦予選四段戦準決勝
4510・9杉本和陽四段叡王戦予選四段戦決勝
4610・12星野良生四段順位戦C級2組5回戦
4710・19小林裕士七段王位戦予選
4810・26藤倉勇樹五段銀河戦Hブロック1回戦(テレビ棋戦)
4911・2脇謙二・八段順位戦C級2組6回戦
5011・21平藤真吾七段王座戦1次予選
  11・23上村亘四段銀河戦Hブロック2回戦(テレビ棋戦)
5111・24北浜健介八段王位戦予選
  11・29大橋貴洸四段棋聖戦1次予選
5212・7高野智史四段順位戦C級2組7回戦
  12・10稲葉陽八段NHK杯トーナメント3回戦(テレビ棋戦)
5312・15屋敷伸之九段朝日杯オープン戦2次予選1回戦
5412・15松尾歩八段朝日杯オープン戦2次予選2回戦
  12・23深浦康市九段叡王戦本戦トーナメント1回戦
5512・28豊川孝弘七段王座戦1次予選


◆18年公式戦成績◆

勝利対局日勝敗相手公式戦名
  1・6大橋貴洸四段王位戦予選
561・11中田功七段竜王戦5組
571・14澤田真吾六段朝日杯オープン戦本戦1回戦
581・14佐藤天彦名人朝日杯オープン戦準々決勝
591・19矢倉規広七段順位戦C級2組8回戦
601・25村田智弘六段王座戦1次予選ブロック決勝
612・1梶浦宏孝四段順位戦C級2組9回戦
622・5南芳一九段王将戦1次予選1回戦
632・8牧野光則五段棋王戦予選
642・14古森悠太四段第49期新人王戦
652・17羽生善治竜王朝日杯オープン戦準決勝
662・17広瀬章人八段朝日杯オープン戦決勝
672・23畠山鎮七段王座戦2次予選
683・1 阿部隆八段竜王戦5組ランキング戦
693・8杉本昌隆七段王将戦1次予選
703・15三枚堂達也六段順位戦C級2組10回戦
713・22糸谷哲郎八段王座戦2次予選
  3・28井上慶太九段王将戦
724・5古森悠太四段棋王戦1次予選
734・10阿部光瑠六段竜王戦ランキング戦予選準々決勝
744・24大石直嗣七段棋王戦1次予選
755・7屋敷伸之九段王座戦挑戦者決定トーナメント1回戦
765・18船江恒平六段竜王戦5組ランキング戦準決勝
776・1中村亮介六段棋王戦予選
786・5石田直裕五段竜王戦5組ランキング戦決勝
796・22深浦康市九段王座戦挑戦者決定トーナメント
806・25都成竜馬五段竜王戦決勝トーナメント1回戦
  6・29増田康宏六段竜王戦決勝トーナメント2回戦
817・3豊川孝弘七段順位戦C級1組2回戦
  7・6斎藤慎太郎七段王座戦
  7・15今泉健司四段NHK杯トーナメント1回戦(テレビ棋戦)
827・18藤原直哉七段銀河戦予選
837・20森下卓九段順位戦
847・28八代弥六段新人王戦
857・31西尾明六段順位戦C級1組3回戦
868・11木下浩一七段叡王戦段位別予選七段戦2回戦
878・24里見香奈女流4冠棋聖戦1次予選2回戦
888・28青野照市九段順位戦C級1組4回戦
898・31近藤誠也五段新人王戦トーナメント準々決勝
  9・3菅井竜也王位棋王戦挑戦者決定トーナメント2回戦
  9・14山崎隆之八段王位戦予選
909・17小林裕士七段叡王戦段位別予選七段戦準決勝
919・17千葉幸生七段叡王戦段位別予選七段戦決勝
929・25青嶋未来五段新人王戦トーナメント準決勝
9310・10出口若武三段新人王戦決勝第1局
9410・17出口若武三段新人王戦決勝第2局
9510・23千葉幸生七段名人戦順位戦C級1組
9610・31村田顕弘六段棋聖戦1次予選準決勝
9710・31今泉健司四段棋聖戦1次予選決勝
9811・20増田康宏六段順位戦C級1組
  11・23斎藤慎太郎王座叡王戦本戦トーナメント1回戦
9912・18門倉啓太五段順位戦C級1組
10012・25大石直嗣七段棋聖戦2次予選
10112・28村田顕弘六段棋王戦予選


◆19年公式戦成績◆

勝利対局日勝敗相手公式戦名
1021・8富岡英作八段順位戦C級1組
1031・20稲葉陽八段朝日杯オープン1回戦
1041・20糸谷哲郎八段朝日杯オープン
1051・24村田智弘六段竜王戦4組ランキング戦初戦
1061・30中村亮介六段棋王戦予選8組準々決勝
   2・5近藤誠也五段順位戦C級1組9回戦
1072・5佐藤慎一五段銀河戦Eブロック5回戦(テレビ棋戦)
1082・12池永天志四段王将戦1次予選2回戦
1092・16行方尚史八段朝日杯オープン戦準決勝
1102・16渡辺明棋王朝日杯オープン戦決勝
1113・5都成竜馬五段順位戦C級1組
1123・5阿部健治郎七段銀河戦Eブロック6回戦(テレビ棋戦)
1133・8畠山成幸八段竜王戦4組ランキング戦2回戦
   3・11久保利明九段棋聖戦2次予選6組決勝
1143・27中田宏樹八段竜王戦4組
1154・2※近藤誠也五段銀河戦Eブロック7回戦(テレビ棋戦)
1164・12森内俊之九段王将戦1次予選
1174・24高見泰地叡王竜王戦4組
1184・30※畠山鎮七段銀河戦Eブロック8回戦(テレビ棋戦)
1195・9北浜健介八段王将戦1次予選
1205・15牧野光則五段棋王戦予選
   5・28都成竜馬五段棋王戦予選決勝
1215・28行方尚史八段銀河戦Eブロック9回戦(テレビ棋戦)
1225・31菅井竜也七段竜王戦4組決勝
   6・3佐々木大地五段王座戦挑戦者決定戦トーナメント1回戦
1236・11東和男八段棋聖戦1次予選
1246・11伊奈祐介六段棋聖戦1次予選
1256・18村田顕弘六段順位戦C1
1266・22千田翔太七段王将戦1次予選
1276・25阿久津主税八段銀河戦Eブロック10回戦(テレビ棋戦)
1286・28近藤誠也六段竜王戦決勝トーナメント2回戦
1297・2堀口一史座七段順位戦C1
1307・5久保利明九段竜王戦挑戦者決定戦トーナメント3回戦
1317・18佐藤康光九段王将戦2次予選
   7・23豊島将之名人竜王戦決勝トーナメント4回戦
   7・23豊島将之名人銀河戦Eブロック11回戦(テレビ棋戦)
1328・6金井恒太六段順位戦C1
   8・11三浦弘行九段Jトーナメント日本シリーズ1回戦
1338・11阪口 悟六段NHK杯トーナメント1回戦(テレビ棋戦)
1348・22竹内雄悟五段棋聖戦1次予選
   8・22久保利明九段銀河戦決勝トーナメント1回戦(テレビ棋戦)
   8・25久保利明九段NHK杯トーナメント2回戦(テレビ棋戦)
1358・26中村太地七段王将戦2次予選
   8・29村山慈明七段叡王戦七段予選
1369・1谷川浩司九段王将戦2次予選
1379・3高橋道雄九段順位戦C1
1389・25竹内雄悟五段王位戦予選
1399・30三浦弘行九段王将戦挑戦者決定戦リーグ
   10・7豊島将之名人王将リーグ
14010・15宮本広志五段順位戦C1
14110・18糸谷哲郎八段王将リーグ
14210・21羽生善治九段王将リーグ
14310・28西川和宏六段王位戦予選
14411・5青嶋未来五段順位戦C1
14511・8阿部隆八段棋聖戦2次予選
14611・14久保利明九段王将リーグ
   11・19広瀬章人竜王王将リーグ
14712・3船江恒平六段順位戦C1
14812・10北浜健介八段棋聖戦2次予選
14912・17出口若武四段王位戦予選
15012・27斎藤慎太郎七段王位戦予選決勝


◆20年公式戦成績◆

勝利対局日勝敗相手公式戦名
15120・1・16小林裕士七段順位戦C1
1521・19菅井竜也七段朝日杯本戦1回戦
1531・19斎藤慎太郎七段朝日杯準々決勝
1541・24畠山鎮八段竜王戦3組
1551・28澤田真吾六段棋聖戦2次予選
1561・31今泉健司四段棋王戦予選
1572・4高野秀行六段順位戦C1
   2・11千田翔太七段朝日杯準決勝
1582・18羽生善治九段王位戦挑戦者決定戦リーグ白組
1592・29斎藤慎太郎八段棋聖戦決勝トーナメント1回戦
1603・3真田圭一八段順位戦C1
1613・3出口若武四段銀河戦Cブロック6回戦(テレビ棋戦)
   3・9出口若武四段棋王戦予選
1623・12高橋道雄九段竜王戦3組
1633・16阿部隆八段王座戦2次予選
1643・20上村亘五段王位戦挑戦者決定戦リーグ白組
1653・24稲葉陽八段王位戦挑戦者決定戦リーグ白組
1663・31菅井竜也八段棋聖戦準々決勝
1673・31中村 修九段銀河戦Cブロック7回戦(テレビ棋戦)
1684・3千田翔太七段竜王戦3組
1694・10菅井竜也八段王位戦挑戦者決定戦リーグ白組
1704・28※森内俊之九段銀河戦Cブロック8回戦(テレビ棋戦)
1716・2佐藤天彦九段棋聖戦決勝トーナメント準決勝
1726・4永瀬拓矢2冠棋聖戦挑戦者決定戦
1736・8渡辺明棋聖棋聖戦5番勝負第1局
   6・10大橋貴洸六段王座戦2次予選決勝
1746・13阿部健治郎七段王位戦挑戦者決定戦リーグ白組
1756・20杉本昌隆八段竜王戦3組決勝
1766・23永瀬拓矢2冠王位戦挑戦者決定戦
1776・23※郷田真隆九段銀河戦Cブロック9回戦(テレビ棋戦)
1786・25佐々木勇気七段順位戦B2
1796・28渡辺明棋聖棋聖戦5番勝負第2局
1807・1~2木村一基王位王位戦7番勝負第1局
1817・6橋本崇載八段順位戦B2
1827・7稲葉陽八段銀河戦Cブロック10回戦(テレビ棋戦)
1837・8羽生善治九段銀河戦Cブロック11回戦(テレビ棋戦)
   7・9渡辺明棋聖棋聖戦5番勝負第3局
1847・13~14木村一基王位王位戦7番勝負第2局
1857・16渡辺明棋聖棋聖戦5番勝負第4局
1867・18菅井竜也八段JT杯トーナメント1回戦
   7・24丸山忠久九段竜王戦決勝トーナメント3回戦
1877・29鈴木大介九段順位戦B級2組3回戦
1888・2塚田泰明九段NHK杯トーナメント1回戦(テレビ棋戦)


 

◆藤井聡太七段の略歴◆

◆藤井聡太(ふじい・そうた)2002年(平14)7月19日、愛知県瀬戸市生まれ。5歳の時、祖父母宅で将棋に触れ、地元の将棋教室に通い始める。小1でアマ初段。日本将棋連盟東海本部の東海研修会に入会。12年9月に杉本昌隆7段門下でプロ棋士養成機関の奨励会。15年3月の詰将棋解答選手権で最年少優勝(当時12歳)。16年10月に史上最年少14歳2カ月で四段になり、中学生としては史上5人目のプロ入り。デビュー戦では、それまでプロ最年少記録(14歳7カ月)を保持していた加藤一二三九段を下した。家族は父母と兄の4人暮らし。好物は地元名物みそ煮込みうどん。陸上が得意で50メートル走自己ベストは6秒8。名古屋大学教育学部附属高等学校在学中。


◆藤井七段の活力 麺類が好物…定食も/主な勝負メシ


◆藤井棋聖誕生

藤井棋聖誕生「実感ない」17歳11カ月初タイトル

初タイトルを獲得し杉本昌隆八段から花束を受け取る藤井聡太新棋聖(撮影・清水貴仁)
初タイトルを獲得し杉本昌隆八段から花束を受け取る藤井聡太新棋聖(撮影・清水貴仁)




◆通算66勝11敗

朝日杯将棋オープン戦で優勝しトロフィーを手にする藤井聡太新六段(撮影・柴田隆二)
朝日杯将棋オープン戦で優勝しトロフィーを手にする藤井聡太新六段(撮影・柴田隆二)

藤井聡太五段が史上最年少で公式戦初制覇 六段昇格


◆通算65勝11敗

将棋の朝日杯オープン戦、大勢の観客の前で対局する藤井聡太五段(左)と羽生善治竜王(撮影・柴田隆二)
将棋の朝日杯オープン戦、大勢の観客の前で対局する藤井聡太五段(左)と羽生善治竜王(撮影・柴田隆二)

藤井聡太五段が羽生善治竜王に公式戦初勝利


◆通算50勝6敗

感想戦を行う藤井聡太四段(撮影・松浦隆司)
感想戦を行う藤井聡太四段(撮影・松浦隆司)

藤井聡太四段が最年少50勝、羽生の記録も塗り替え

藤井四段最年少50勝に「節目(せつもく)の数字」


◆通算31勝1敗

藤井聡太四段、19日誕生日前に14歳最後の連勝


◆翌日には愛知県体育館で開催中の大相撲名古屋場所4日目を観戦


藤井四段(右)は支度部屋を訪れ、直筆の扇子をプレゼントした白鵬と握手(撮影・加藤哉)
藤井四段(右)は支度部屋を訪れ、直筆の扇子をプレゼントした白鵬と握手(撮影・加藤哉)

名古屋場所にハリウッドスター?藤井四段来場で沸く

将棋好き親方衆も藤井四段に興奮!質問のがぶり寄り

臥牙丸が藤井四段人気に嫉妬心「あの子、ヤバイな」

藤井四段が白鵬と初対面「ただただ恐縮」一問一答