民進党の前原誠司代表は5日、希望の党代表で、東京都の小池百合子都知事と都内のホテルで会談し、衆院選(10月10日公示、22日投開票)に出馬を要請したが、小池氏はあらためて、出馬を辞退した。

 その後、会見した前原氏は、「私は、選挙に出てほしいという話をした。小池さんがいいと思ったが、固辞をされた」と未練をにじませた。「ご本人の中では(出ないと)決着していると思う」とも述べた。

 小池氏に出馬を求めた理由については、「国政を変えたいという思いを持った小池知事が、希望の党をつくった。政権交代を目指すなら、小池知事が出られるのがいい」と考えたという。

 その上で「政権選択の選挙で、誰が総理になるかという選挙だ。小池さんが出られないなら、(首相指名候補を選ぶため)話をしなければならない」と述べ、今後、首相指名候補を速やかに選びたい意向を示した。「早急にということが2人の思いだ」とも話した。

 自身が首相指名候補になる可能性については「私は民主党の代表だ。選挙後の新たな固まりをどう考えるか、が私の使命だ」と述べるにとどめた。

 前原氏は「安倍政権を倒すために、大同団結しないといけないし、2大政党制をつくらないといけない。この思いから、小池知事のもとで政権交代の選挙に臨んでいきたい」と、小池氏と連携した選挙戦に意欲を示し、「233以上の候補者を擁立する。希望の党で単独過半数を目指すのが今回の選挙だ」と強調した。