自民党の土屋正忠氏(75)と、立憲民主党の菅直人元首相(71)が激突する東京18区。希望の党の鴇田(ときた)敦氏(51)も加わり、懸命に支持を訴える。

 「土菅戦争」に今回、割って入ったのが、民放テレビ局の人事部副部長から国政初挑戦となる、希望の党の鴇田氏だ。希望の新人は小池氏の知名度頼みの面が否めないが、掲示されたポスターも、菅、土屋両氏が自身の顔を前面に押し出しているのに対し、鴇田氏は小池百合子代表と握手する絵柄だ。遊説では「私には政治経験はないが、おかしいことはおかしいと言う。しがらみのない政治を」と訴えフレッシュさを強調している。