古本の街、東京・神田神保町の名物店「天丼いもや」「とんかついもや」が今日31日、閉店する。1959年(昭34)創業で、安価で揚げたての天丼やとんかつは、学生、予備校生、サラリーマンに絶大な人気を誇った。

 いもやは閉店理由を明かしていないが、店主(86)の高齢化と「てんや」などチェーン店の台頭が背景にあるとみられる。いもや閉店の報にネットでは「悲報!!」と書き込みが相次ぎ、店には連日行列ができている。30日もオールドファンを中心に列は50メートル近くまで延びた。