セガゲームスは14日、1988年(昭63)に発売し、世界各国で人気を博した家庭用ゲーム機「メガドライブ」の復刻版「メガドライブ ミニ」(仮称)を、誕生から30周年の18年に発売することが決定したと発表した。

 メガドライブは、家庭用ゲーム機として初めて16ビットCPUを搭載したゲーム機として話題となった。セガのゲーム機としては、国内で初めて100万台を売り上げる大ヒットを記録し、北米では89年に「ジェネシス」の名前で販売されヒットした。

 セガホールディングス代表取締役会長CEOの里見治紀氏は同日、都内で行われたイベント「セガフェス」の中で「18年中には発売したいというふうに思っております。収録されるソフトは、ゲーム業界を席巻したタイトルからマニアがうなるタイトルまで、ユーザーの声を反映したタイトルを収録していきたい」と語った。「獣王記」、「スーパーサンダーブレード」、「スペースハリアーII」など、往年の人気タイトルが復刻されるか、注目だ。