サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会の日本-ポーランド戦が行われた28日深夜、東京・渋谷駅前のスクランブル交差点周辺では、2大会ぶりのベスト16進出を喜ぶファンが大勢集まり「オーニッポン」のコールが響いた。DJポリスなど警察官が多数警戒し、後半途中から交通規制を行ったが、試合終了後は喜ぶファンが殺到。人混みは広がる一方だった。
日本は敗れたが、コロンビアが勝利したため1次リーグ突破が決定。男子大学生(19)は「結果が大切。今日の負けを生かしてベスト8まで進んでほしい」と話した。
試合中は、ハチ公前などで携帯電話のワンセグ機能などを使って観戦する5~30人ほどのグループがいくつもでき、一緒になって声援を送った。日本が失点した後は、セネガル-コロンビア戦の結果を確認しながら観戦。コロンビアの先制ゴールが決まったことを知ったファンは、「いけるいける」「コロンビアがんばれ」と声を出した。
看護師の女性(21)は「小さい画面だけどみんなで観戦して、突破できたのでよかった。次は乾選手に期待したい」。自営業の男性(21)は「日本代表は本当にかっこよかった。ベスト4以上もいけるのではないか」と興奮気味に語った。
試合前からスクランブル交差点付近でごみ拾いをしていた大学生、井上智貴さん(22)は「ゴミや痴漢などで、渋谷に集まる人の印象が悪くなっている。ごみ拾いで日本代表にエールを送ることができてよかった」と喜んだ。【太田皐介】

