徳島県徳島市内のアパートで少年をカッターナイフで切りつけて殺害しようとしたとして、徳島中央署は13日、殺人未遂の疑いで、県内在住の高校生の少女(18)を現行犯逮捕した。

署によると、逮捕容疑は13日午前8時ごろ、アパートの部屋で10代後半の少年の首の後ろをカッターナイフで切りつけた疑い。少年は長さ約3センチの切り傷を負ったが意識はあり、命に別条はない。

凶器とみられるカッターナイフは市販品だが、工事現場などで使用されるもので事務用タイプ比べて大型のもの。アパートの部屋には容疑者の少女と被害者の少年のほかに6人ほどが集まっていた。部屋の名義人や、日常的にたまり場となっていたのかなどは明らかになっていない。署では「飲酒をしていた可能性もある。現場から立ち去った人間がいるかもしれない。動機などを詳しく調べる」と話している。