将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(17)が東京2020オリンピック聖火ランナーに決定した。愛知県が17日、発表した。

愛知県内では聖火リレーが来年4月6、7日に実施され、藤井は6日に出身地の瀬戸市を走る。

日本将棋連盟を通じ、藤井は「今回、東京2020オリンピックの聖火リレーコースに瀬戸市が選ばれ、愛知県コースの出発地となることにつきましてとても喜ばしく思っております。瀬戸市で暮らしながらプロ棋士として対局を重ねる私にとって、地元の方々のご声援、ご支援はありがたく、大きな力となっております。今回、いつも応援してくださる地元の皆さまに笑顔が届けられるよう、聖火ランナーの一員として自分らしく精いっぱい走りたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします」とのコメントを出した。

この日、藤井は第61期王位戦予選準決勝で、出口若武四段(24)と対局している。