立憲民主党は15日夜、都内で党東京都連の定期大会を開き、空席となっていた都連会長選の投開票を行った。代表代行として立候補していた蓮舫参院議員(58)が、多くの地方議員の支持を集めた川名雄児・武蔵野市議(66)に敗れる、大波乱の結果となった。
立憲の都連にとって、2017年の設立以来、代表選は初めて。これまで長妻昭衆院議員が長年務めていたが、2月の衆院選を前に中道改革連合に参加し立民を離党したことで、代表ポストが空席となっていた。
蓮舫氏は国会議員としての高い知名度を生かし支持を訴えたが、8日に立候補を届け出た時点の推薦人の数は地方議員を中心に川名氏が蓮舫氏を圧倒。蓮舫氏が敗れるのではないか?と、永田町の関心を集めていた。
2024年の東京都知事選に敗れ、昨年の参院選で国政に復帰した蓮舫氏だが、地方議員を中心に川名氏に流れた信頼の獲得がかなわなかった。
中道の結党で立民は衆院議員がいなくなったが、その中道は2月の衆院選で大惨敗を喫した。武蔵野市市議として6回当選している川名氏だが、各党が重視する来春の統一地方選に向けて、党内最大の規模を誇る地方組織の立て直しが急務となるが、党内では蓮舫氏に比べると、組織を率いることへの経験不足を不安視する声もある。
この日の党大会前には蓮舫氏と和やかに談笑していたが、都連内で一定の影響力を持つ蓮舫氏との関係も焦点となりそうだ。
この日の代表選は約210人が投票権を持っていたが、国会議員は4人で地方議員が多くを占めていた。

