厚労省の公式ツイッターは17日、新型コロナウイルスをめぐるドライブスルー式のPCR検査について、過去の投稿を訂正した。

15日の投稿では「PCR検査を受けるためには、医師の診察が重要です。ドライブスルー方式では、医師の診察を伴わないことが多いため、我が国では、実施しておりません」と否定的な姿勢を表明していた。

しかしこの日は「現在ドライブスルー方式でのPCR検査を行っている国では、問診票を配布し、医師が検査の要否を判断しているものがあると承知しており、正確性を欠く表現であるため、訂正させていただきます」と投稿した。加藤勝信厚労相が16日の参院予算委で「我が国で否定されているわけではない」などと答弁していた。

ドライブスルー方式は韓国で各地に設置され、検査拡充の基盤の1つとなった。ドイツ、英国、米国など世界各国で導入が相次いでいる。